特集・連載
地球のため? 経済どうなる? 難しい話は抜きにして、ぶっちゃけテスラってどうよ?
ハイテク自動車からテスラまで! e-乗りもの大全 これからしばらく“密”はダメです。これからずっと地球温暖化は困ります。どうなっちゃうの~?僕らの未来……。そんな時代をスィ~~~と乗り切るひとつの最適解がe-乗りもの。すなわち、電気の力で走るモビリティです。事実、ここ数年、とくにコロナ禍以降、日本でも電動アシスト自転車や電気自動車の市場が急成長というニュースはよく耳にしますよね? 各メーカーから驚きのテクノロジーを搭載したマシンが続々登場し、一部のモデルは「欲しい!」と思ってもすぐに買えないほどの人気っぷりです。だからこそ今欲しい、e-乗りものを全方位的にご紹介します。 この記事は特集・連載「ハイテク自動車からテスラまで! e-乗りもの大全」#18です。
数年前まではセレブカーなイメージでしたが……
(補助金を含めれば)300万円台〜のモデル3なら現実的かも。
イーロン・マスク氏が世界一の富豪になっただの、時価総額1兆ドル突破だの、テスラにまつわる経済ニュースはよく目にするけれど、じゃあ実際のところ、クルマとしての魅力はどうなの〜? エコでハイテクなこと以外、ほとんど知らなかったりして……。
それゆえ、いくら地球環境にいいと言われても「どうせお高いんでしょ?」なんてハナから選択肢に入ってなかった人も多いことでしょう。正直、数年前までは1000万円超えのモデルが主流だったので、そう思うのも無理はありません。
[2014年上陸のセダン]モデルS 1200万円~
[2016年上陸のSUV]モデルX 1300万円~
しか〜し! 2019年に低価格・量産型の“モデル3”が上陸するや状況は一変。昨年にはいつの間にやら大幅値下げが行われ、その後値上げもありましたが、日本車も含めた電気自動車(EV)としては「手が届きやすい」価格に落ち着いていたんです!
TESLA[テスラ]
モデル3
2014年上陸のセダン“モデルS”、2016年上陸のSUV “モデルX”、そして今回紹介する“モデル3”の3車種を日本展開。モデル3には3グレードあり最も低価格のRWDが479万円~。納車予定は4~9週間。※2月1日現在。(テスラジャパン カスタマーサポート)
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世界のEV販売でNo.1シェアを誇る、シリコンバレー系の自動車メーカー。2003年の創業時から「世界の化石燃料への依存に終止符を打つ」を掲げる。運転支援技術などの最先端テクノロジーで話題を集め、2021年には年間納車台数が前年比ほぼ倍増の94万台を突破。
電気自動車の補助金ってどんなもん?
地球に優しいで電気自動車は国や地方自治体から補助金を受けることができる。まず国から最大で60万円(テスラの場合)。それに加えて、地方自治体からも別途補助金が受けられる場合があり、東京都であれば45万円となっている(自治体ごとに異なる)。
応募者が増え「予算満了」になれば受け付け終了。2021年度は締め切り前に受け付けが終了していて、2022年も似たような状況になると予想される。金額は、車両性能などによっても変動するのであくまで目安と考えておこう。
国からの補助金60万円+自治体からの補助金(東京都の場合45万円)=最大105万円支給