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【クラークス】「ゴアテックスワラビー」こそが梅雨でも無敵な最強シューズだ!

クラークス、ひいてはコンフォートシューズを代表する名作といえばワラビー。といっても、ここ数年でレギュラー化したゴアテックスモデルを知らねば、マジでもったいない! なぜなら梅雨に台風、ゲリラ豪雨と、雨の多い日本において、じつ~に頼りになるから。その安心感からコーディネートの万能ぶりまで、魅力をいま一度解説していきます!

念のためおさらい……
そもそもクラークスのワラビーって?

カジュアルな革靴の元祖、クラークスのデザートブーツが北米でヒットし、これに続けと生まれたのがワラビー。2枚の革からなるモカシン製法、足を包み込むような靴であることから、子どもをお腹に入れて育てる有袋類の動物、ワラビーになぞらえてネーミングされました。

オリジンのアッパーは、クラークスの代名詞的な素材であるC.F.ステッド社のスエード。美しい起毛感があり、柔らかでハリもあるこのスエードが、モカシンデザインにもお似合いで、快適なフィットを助長。瞬く間に人々を魅了します。その人気ぶりを物語るのが当時の広告。ワラビーの模造品が出回ったことを受け、「ワラビーはクラークスにしか作れない」とも謳っていたんですよ。

数十年にわたって愛されてきた!

日本ではアメリカ西海岸カルチャーの上陸からサーファーブームが起き、80年代に人気がブレイク! レインスプーナーのアロハシャツにファーラーのパンツ、足元はワラビーというスタイルが定番となって、浸透していきます。

90年代になるとブリットポップの旗手、ザ・ヴァーヴのリチャード・アシュクロフトが愛用し、大ヒットアルバム『アーバン・ヒムス』のジャケット写真でも着用。小沢健二ら渋谷系ミュージシャン、ファッションアイコンも履いて、再び大ブームに! 日本でもすっかりベーシックとして定着しました。ワラビーは裏原ブランドにもオマージュされてたっけな~。

現在では、色や素材も豊かに展開中

でもって2010年代のスニーカーブームを経た2020年代。スニーカー以上、革靴未満な顔の鮮度。なおかつ履き心地も楽チンなワラビーが、再び大・大・大ブレイクを果たしています! そんな人気ぶりを示すように、現在はじつにさまざまな素材、カラー、デザインがラインナップ。選ぶ楽しみもビックリするくらい幅広くなっています。

中でも「ゴアテックス搭載」は雨の多いニッポンに最適!

そしてここからが今回の本題。豊富なバリエーションが出揃うなかでも、新たな傑作として認知しておきたいのがゴアテックスワラビーです。顔は定番のままですが、名前の通り、優れた防水透湿性を持つゴアテックスを搭載。雨の日でも臆さず履いて出掛けられる。靴選びに困る、晴れのち雨予報だって迷わない。これって雨の多い日本に、嬉しすぎるワラビーでしょ!

ゴアテックスメンブレンを内蔵し、アッパーとソールから水が浸入せず濡れない防水仕様。なおかつ透湿性に優れて蒸れにくく、ドライな履き心地をキープして、雨の日でも安心快適、全天候型のゴアテックスワラビー。こちらブラックスエードモデルでも、美しいC.F.ステッドのスエードはそのまま。アッパーやステッチから水が染みてこないか心配で、定番だけど雨の日は出番が……。そんなワラビー好きのジレンマを、カラッと解消してくれます!

アウトソールも“雨対応”仕様に

オリジンはこれまた代名詞のクレープソールですが、ゴアテックスワラビーではグリップに優れたビブラム・トレッドラバーアウトソールを採用。包み込むような履き心地はそのままに、ツルッとしがちな濡れた路面でもグリップが効いて滑りにくい。と、歩行性能も雨対応にアップデートしてるのがアメイジング! また耐久性、クッション、軽さにも優れているため、晴れの日から年中を通して履きやすい♪ そして無敵と称したいワケが、着こなしにおける効能です。

ワラビー好きスタイリストが、その合わせやすさについて解説!

ゴアテックスワラビー最強説の決定打として、ここからはスタイリストの隈元さんがコーディネートでのメリットを披露していきます。というのも隈元さんは約10年、4足にわたりワラビーを愛用してきたリアルヘビーユーザー。

「ワラビーを初めて履いたとき、足馴染みと解放的なオブリークラストによる、独特な心地よさに心をつかまれました。しかもどんな格好にも合うし、オンオフ問わずに使えるのも特長なんです」。ではでは、服のプロによるお墨付きのほどを見ていきましょう!

通勤スタイルにも余裕で馴染む

アンフィーロのジャケット1万6990円、同パンツ1万990円(以上、オンワード樫山☎︎03-5476-5811) ジョン スメドレーのポロシャツ5万3000円(リーミルズ&カンパニー☎︎03-5784-1238) E5 アイヴァンの眼鏡5万2800円(アイヴァン PR☎︎03-6450-5300) フォックス アンブレラズの傘3万5200円(グリニッジ ショールーム☎︎03-5774-1662) その他はスタイリスト私物

「まずは僕も愛用してるブラックスエードのワラビーでスタイリングしてみました。こちらはオンタイム向けのスタイルです。まずポイントとして、ブラックスエードのワラビーは近頃の軽快なセットアップと、とても相性がいい! 例えば機能的だったり、イージーケアな化繊生地の質感とも、軽やかなスエードがばっちりハマるんです。そしてスニーカーよりきちんとして、革靴ほどかしこまらない。品よく見えながら抜け感もあるため、オシャレ上手な印象もあります。またゴアテックスワラビーはビブラムソールゆえの、クレープソールよりボリューム感がある。ほんのりスタイルアップして見えるのも、オンタイムに使いやすいんですよ」

オフでも品よくまとめてくれる

アンフィーロのシャツ9990円、同Tシャツ7990円(以上、オンワード樫山☎︎03-5476-5811) オールアメリカンカーキのショーツ2万3100円(ユーソニアン グッズ ストア☎︎03-5410-1776) フォーティーセブンの帽子4400円(フォーティーセブン https://47brand.co.jp/) フォックス アンブレラズの傘2万4200円(グリニッジ ショールーム☎︎03-5774-1662)

「こちらはオフの日コーデ。例えばこれから増えてくるショーツスタイルにも、ワラビーは効果テキメンです。キャップに軽くシャツを羽織ってショーツとなると、ついスニーカーを履きがちじゃないですか? そこでスニーカー以上、革靴未満なワラビーを使うと、リラックスした履きやすさ、けれども品よく見える。黒靴で、カジュアルなスタイルを引き締めてくれるのもいいんです。今回は今どきなワイドめのショーツと合わせましたが、これがロングパンツになっても、同様の効果を得られます。しかもパンツのテイストを問わず、デニムに軍パン、スラックスもどんとこい! これが僕自身もハマりにハマった理由ですね」

スエードじゃない“表革”なら、もっとオンに馴染む馴染む!

ブラックスエードの素晴らしい汎用性がわかりましたが、もう一つの選択肢として覚えておきたいのが、ブラック表革のゴアテックスワラビー。一段とシックに全方位対応の利便性を求めるなら、こっちがうってつけなのです! そんな実用例をご覧入れましょう。

より、カチッとした印象に

麻布テーラーのスーツ4万9500円、同シャツ1万3200円(以上、麻布テーラープレスルーム☎︎03-6273-1840) インディビジュアライズド アクセサリーズのネクタイ2万900円(ユーソニアン グッズ ストア☎︎03-5410-1776) フォックス アンブレラズの傘3万5200円(グリニッジ ショールーム☎︎03-5774-1662)

「黒のスムースレザーを使ったワラビーもいいんですよね~。まずオンタイムのコーデでは、ずばりスーツにも使えます。しっかり上質なレザー使いで、ほんのり光沢があって品がよく、正統派のスーツに難なく合わせられる。例えるならスーツにローファーを合わせる感覚ですね。カチっと大人な印象はあるけど、いわゆるドレスシューズじゃない顔が、ちょっとしたハズシ的に映って鮮度もあるんですよ。少し気を遣うなら、Vゾーンは軽やかに見せるのがオススメ。黒表革のワラビーは形としてはカジュアル寄り。スムースレザーで重厚な趣きもあるので、シャツは主張控えめのブルーストライプ。これに軽快なニットタイを使うと、バランスよく映りますよ」

普段着にもしっかり合わせやすし

カイメンのスウェット1万6500円(カイメン keimenproducts@gmail.com) インディビジュアライズド シャツのシャツ3万9600円(ユーソニアン グッズ ストア☎︎03-5410-1776) シーヴのパンツ5万3900円(ブリーズ contact@ceive.jp) モスコットの眼鏡4万9500円(モスコット アオヤマ☎︎03-6434-1070) テクネのバッグ1万9800円(カナル☎︎03-6661-6190) フォックス アンブレラズの傘2万4200円(グリニッジ ショールーム☎︎03-5774-1662)

「見ての通り、オフにもめちゃくちゃいいです! カジュアルでもスニーカーじゃなくて、革靴を使いたい日があるじゃないですか? ただオーセンティックな革靴だとちょっとトゥーマッチな気がしてしまう。そこに黒表革のワラビーだと、肩肘張った感がなく、でも紳士的に見える。この使いやすさ、塩梅のよさがベストなんです! 着こなしについては、黒の表革、モカシン顔を活かして、アメリカンプレッピーなスタイルにもピッタリ。それにゴアテックスワラビーはビブラムソールのボリューム感があるため、今っぽいワイドストレート、骨太な雰囲気のデニムなどに相性抜群。今どきの気分に合うことも、見逃せないアドバンテージですね!」

黒以外のカラーにも要注目!

5色展開。各3万4100円

黒はオンオフに鉄板ですが、個性や好みに応じたカラーも大注目です。今シーズンは黒のほかに3色を用意しており、メープルスエードはこれぞクラークス! 90sなムード、愛くるしい雰囲気を継承しながら、雨でもガンガン履けるってたまらないでしょう!? 

コーラスエードもクラークスの名カラーですよね~。ソールまでブラウン調の茶靴なので、黒靴ばりに万能、なおかつ洒脱に見えるので、こっちも捨てがたい! 

最後にホワイトレザーは、シックなシボ感ある表革を使い、上品な白スニ感覚でスマートに振る舞えて、春夏コーデにも大正解。しかもこのクリーンな顔で、雨もへっちゃらゴアテックス♪ シューズ選びに革命が起きそうです!

※表示価格は税込み


写真/丸益功紀(BOIL) 文/桐田政隆 スタイリング/隈元 星 ヘアメイク/北村達彦

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