【ナイジェル・ケーボンなど】清涼感で選ぶ! 着こなしに品をプラスするベスト
Tイチで過ごせる日も増えてきた今日この頃。楽ちんなのはいいけれど、スタイリングが単調で最近なんだかお洒落がつまらない……な〜んて悩みを抱えている方、多いんでない? マンネリ打破に効果てきめん、かつロングシーズン使える“ベストなベスト”を厳選ディグ。着こなしのツボを交え紹介いたします!
プルオーバーベストで着こなしに品をプラス
最もシンプルかつスタンダードなベストといえば、ニットベストに代表されるプルオーバータイプのそれ。特にVネックベストはトラッドの定番であり、お行儀のよさにかけて右に出るものナシ!
スタイルに彩りを添えながら品よく装うのに、こうも便利なアイテムはありません。ただ、春夏コーデでは暑苦しく見えないよう、風合いにこだわるのが絶対。擬麻コットンを編んだ写真のアーガイルベストは、品のよさといい清涼感といい、まさしく理想形といえましょう。モックネックTと合わせればより品よくこなせるので、併せてお試しあれ♪
モックネックTでドレッシーに
プルオーバータイプのベスト×Tシャツの重ね着というと、定石はVネック×クルーネックの組み合わせ。でも後者をモックネックにするだけで、このとおり、一段品のいい印象を醸せるのだ。リヴォラのTシャツ1万6500円(スタジオ ファブワーク) ヘリルのデニム4万9500円(にしのや)
涼感もニュアンスもパーフェクトな擬麻コットンのアーガイルベスト
COOHEM[コーヘン]
サマーアーガイル ニット ベスト
米富繊維のファクトリーブランドより、絣染めした麻のようなタッチのコットン=擬麻コットンで編んだベスト! ネップが随所に現れた編み地は、多色のアーガイル柄と相まってニュアンス満点だ。3万4100円(Yonetomi STORE)
日本が誇るニット名門 山形「米富繊維」謹製
ランダムに染色した独自の絣染糸を使用
PULLOVER VEST CATALOG
仏軍のワークベストをモチーフにした変わり種
Nigel Cabourn[ナイジェル・ケーボン]
フレンチワークベスト リネン ピンオックス
1950〜60年代のフランス軍のプルオーバーベストをベースにした一着。素朴さの中に品のよさが光る生地は、リネンの15番単糸を高密度の平織りにしたもの。ゆったりしたサイズ感で、唯一無二のレトロな趣が楽しめる。3万7400円(アウターリミッツ)
高密度に織られた極上リネンピンオックス
さりげなく入った白の縁取りにプレッピーが薫る
UNFILO[アンフィーロ]
スタイリッシュニットベスト
もっちりとしたタッチのニットは、ビスコースの強撚糸を畦編みにし、裏面にポリエステル糸をプレーティングしたもの。白のパイピングが、90年代プレッピー調の爽やかなアクセントになっている。抗菌防臭の機能も嬉しい。8990円(オンワード樫山)
ビスコース糸を用いたハイツイストの畦編み
大人っぽく着られる小襟の付いたスウェットベスト
KICS DOCUMENT.[キクス ドキュメント.]
ハーフジップ スリーブレス スウェット
ライトな裏毛スウェットを用いたこちらのベストは、ハーフジップ×小襟付きの変則デザイン。ゆるっと端が落ちる広めの肩も特徴で、着るだけで洒落たニュアンスが出せる。ジップを開ければ、よりリラックスしたテイストに。2万5300円(ヘムト PR)
ハーフジップで表情のアレンジも可
メッシュなプルオーバーベストも要チェックです
無地Tとただ重ね着するだけで、洒落感爆アガり!
MOUNTAIN RESEARCH[マウンテンリサーチ]
ティーベスト
ベストとTシャツのハイブリッドな見た目が印象的なこちら。じつはそもそも、バックパックのショルダーハーネスとウールTシャツの擦れを防ぐプロテクターとして生まれたもの。でもこれが無地Tとレイヤードすると、サイコーに洒落て見えるのだ。各1万3200円(……リサーチジェネラルストア)
※表示価格は税込み
[ビギン2025年7月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。