乗れる!? 畳める!? クローゼットになる!? 令和の進化系スーツケース4選
スーツケースの歴史をザッと頭に入れたところで、さてさて最近の若いやつはどんなもんだ? 調べると、スーツケースの常識を遥かに凌駕した目ウロコものを発見しました!
え、え、え、乗れる!? トロリーは預けないで“乗る”時代に……!?
Airwheel[エアーホイール]
SE3
超軽量なトロリーが各ブランドから発売されていますが、荷物を入れたら結局重い(汗)。というのが旅先でもオシャレを怠らない服飾通共通の悩み。とはいえ自宅⇔空港の郵送サービスを手配するのも手間。そこで、最近ブームの電動キックボードよろしく、電動スーツケースはいかが?
頑丈なボディは耐荷重100kgで、大人を乗せたまま8km以上走行可能。重い荷物を引きずって、到着前にぐったり……とはこれでおさらばです。公道は走れませんのでご注意を(笑)。20リットル。W36 × H55 × D24cm。13万2000円(サン・フレイム)
ちなみに右がアクセル左がブレーキ
耐荷重は100kg以上で8~10kmも走れちゃう♪
「未使用時、厚さ半分」狭小住宅のメシアである
Rollink[ローリンク]
FLEX 360 SPINNER スーツケース
トロリーにつきまとう、使わないときに場所を取るという問題。出しっぱでも絵になるものは値が張るし、よくある畳めるトロリーは大概ソフトケースゆえ若干の心許なさが……。技術革新著しいイスラエル発のブランドでコロンブスの卵的アイテムを発見。
こちらは22cm幅の機内持ち込みサイズですが、ぐしゃっと畳めば約半分の11.5cmに変身。両面はポリカーボネートのため大事なモノの潰れはカバーします。さらにマチ部分は防水生地なので雨の日だって安心! 39リットル。W40 × H55 × D20cm。2万4000円(アントレックス)
空港で目が点になる円盤型は弾丸旅行に◎
AMERICAN TOURISTER[アメリカンツーリスター]
キュリオ ローリングトート
キュリオといえばレコードの溝からインスパイアされた“アメツー”の名コレクションですが、昨年、まさにレコード盤を彷彿とさせる新型がリリース! 見た目はもちろん、軽量かつ堅牢なポリカーボネート性ボディに長さ調節が可能なハンドルと、アメツー自慢の機能を踏襲してるのもポイント。
容量は27リットルと1〜2泊の小旅行にちょうどいいサイズ感で機内持ち込みだって可能。預けたとしても空港のターンテーブルですぐ見つかるのでご安心ください♪ 27リットル。W50 × H44 × D21cm。2万7500円(サムソナイト・ジャパン)
ガバッと開いて荷物の出し入れもラク
開けたらクロゼット!? 荷物が絶対にぐちゃらない
SOLGAARD[ソルガード]
トランク クローゼット-L
ビジネスホテルの狭い部屋で、なんとかスーツケースを広げても出したいものが見つからない。あるあるでは? なぜ今まで無かったのかと思うくらい便利なのがコレ。内蔵されたシェルフにより、開けたらそのまま洋服棚として活用できるトロリーです。
コレなら出したいものがすぐに見つかるし、整頓状態を保てるから、帰りの荷造りも素早くできるというナイスアイデア。縦型だから場所を取らないのもグッド。ドイツ製のポリカーボネート素材は海外旅行も安心です♡ 91リットル。W39 × H69 × D35cm。6万2700円(ソルガード)
※表示価格は税込み
[ビギン2025年6月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。