【ザ・ノース・フェイス】クラシカルな見た目に現代的なスペックが備わった有能ダウン
ご当地アウターで“いつか”行く世界遺産の旅
バックパックを背負って世界中を旅したい、のは山々だけどハードルは激高。ならば世界のご当地アウターを着て、各国の世界遺産を巡る旅を夢想してみては? 陳腐というなかれ、いつか叶うその日を夢見てお気に入りのアウターを愛でるのもロマンチックでしょう♪
雨ニモ備えていざ雄大な自然へ
公園なんてカテゴライズされてますが、ハッキリ言ってそんな可愛い規模感じゃなし! なんたって面積は約3027平方キロメートルと、東京都の約1.4倍! しかもその約89%が、人の手がほとんど加わっていない原生景観ってのが、また驚きです。
ゆえに他の世界遺産と比べても、訪れる際は相応のギアを備えておくのが安心安全。 その点同じアウトドア大国アメリカで生まれたブランドは、自国の荒々しい自然を乗り切るためのギア作りに長ける猛者揃い。
とくに同公園内で最も著名なロッククライミングの聖地、“ハーフドーム”の北壁をロゴイメージとして採用したザ・ノース・フェイスのダウンなら、相性もバツグン。
技術革新に取り組む実力派とあって、今作もパッと見はクラシカルですが、スペックはすこぶる現代的。撥水加工を施した40デニールのリサイクルナイロンを表地に採用しながら、リサイクルダウンをギッシリ封入してるから、とにかく軽くて暖かくて少々の雨もへっちゃら♪
もはやアウトドアフィールドなこの遺産にいつか足を伸ばす際は、硬派なギアでのぞみましょ。
ヨセミテ名物をロゴに採り入れた名門なら、馴染まない理由なし
THE NORTH FACE[ザ・ノース・フェイス]
キャンプシエラショート
1970年に発売された名品「シエラパーカ」のデザインを継承。表地にリサイクルナイロンを、中綿にリサイクルダウンを採用し、環境への配慮もバッチリ。5万1700円(ゴールドウイン カスタマーサービスセンター)
お洒落で暖かくて動きやすいを全取りすべし
ザ・ノース・フェイスのベスト2万4200円(ゴールドウイン カスタマーサービスセンター)チャンピオンのスウェット2万7500円(ヘインズブランズジャパン カスタマーセンター) グラミチ × ビームスのパンツ1万5400円(ビームス 原宿) ティンバーランドのブーツ1万9800円(VF ジャパン)
コレも着たい! アメリカのシェルダウンジャケット
Mountain Hardwear[マウンテンハードウェア]
ネバダンダウンパーカ
ナイロンリップストップ地にPFAS(有機フッ素化合物)を含まない撥水加工を施しつつ、650フィルパワーのダウンをたっぷり封入。軽くて強くて暖かいから岩場でも安心。4万2350円(コロンビアスポーツウェアジャパン)
patagonia[パタゴニア]
メンズ・ジャクソン・グレイシャー・ジャケット
“H2Noパフォーマンス・スタンダード”採用の2層構造シェルを使いつつ、700フィルパワー・リサイクル・ダウンを封入した、防水透湿&保温性にも優れる秀才ギア。7万1500円(パタゴニア日本支社 カスタマーサービス)
ヨセミテ国立公園
[年間約350万人が訪れるアメリカ屈指の人気スポット]
標高3000mオーバーの山々が連なる、カリフォルニア州のシエラネバダ山脈。その中央部に自然保護を目的に指定された同園は、1984年にユネスコの自然遺産に。北米最大の落差を誇る「ヨセミテ滝」や、花崗岩としては世界最大の一枚岩「エル・キャピタン」など、超雄大な自然の姿をありありと残す、全アウトドアマンの聖地。
※表示価格は税込み
[ビギン2025年1月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。