連載 フィッシング × ファッション=“FISHION(フィッション)”
厚底「コンバース」と多ポケベストを愛用する女性アングラーの釣りファッション
一昔前まではオジ趣味筆頭だった釣りですが、今は釣りファッションが市民権を得るなどだいぶ潮目が変わってきた模様。というわけで、本連載ではフィッシング×ファッション=“フィッション”と命名。釣り人と洒落者の顔を併せ持つアノ人の「釣りと服」のちょっとイイ話を、釣先案内人の河原塚さんとレポートします!
ゲストリスト セールスマネージャー
[釣先案内人]河原塚 恒太さん
人気デニムブランドを数多くプロデュースするゲストリストのセールスマネージャー。最近ようやくインスタを始動。釣りやファッション等「サカナ」になる話を気ままに配信→@kawarazu_k
埼玉県朝霞市に構える管理釣り場。池袋から30分でトラウト達とのファイトが楽しめるとあって、休日は各地からアングラーが集う。
[SPOT]朝霞ガーデン
[DATETIME]9/22 14:00〜
[WEATHER]☁(くもり)
[TEMPERATURE]29.4度
[TARGET]トラウト
釣り場での立ち回りも考えて、厚底シューズや多ポケのベストなどストリート系をよく愛用しています!
釣り人兼ダンサー 川越すずさん
ビッグベイトの魅せる釣りをメインとする「ガンクラフト」のプロスタッフ。じつはプロダンサーとしての一面も持ち、様々な分野でマルチに活動中の23歳!
河原塚(以下、河):今回は連載始まって初の女性ゲスト・川越すずさん! 業界では珍しい女性アングラーということで、釣りにハマった経緯から教えてください!
川越(以下、川):両親がバス好きで、子どもの頃よく連れてってもらってました! その傍らずっとダンスもやっていて、空いた時間に釣りに行ってたら熱が再燃した感じかな~。
河:幼少期からめっちゃアクティブ!(笑) そこからアングラーとしてメジャーになったきっかけは?
川:もともと「アングラーズアイドル」っていう釣り業界のイメージガールのオーディションに応募していたんです。その中でガンクラフトの社長から声がかかって、そこからですかね。
河:釣りってどうしてもオジ臭さがあるなかで、すずさんの存在は希少ですよ! ちなみに普段の釣りでも、こういうリラックスした格好ですか?
川:ですね、だいたいは今日みたいなリラックスしたスタイリングが多いです! ダンスをやっていたこともあって、ボーイッシュなストリートスタイルが昔から好きで。
河:なるほど、ダンスっていうバックボーンあってのスタイルですね! ちなみにスニーカーはコンバース……? 日本ではあまり見たことないですが。
川:ですよね、この厚底がお気に入りです! 釣り場ではより高い位置から水面を見たいんで。
釣りをしていてもクッション性があって疲れにくいのも愛用ポイント。ご覧の通り淡色デニムとの相性もバツグン!
河:しかもペンダントトップもお魚!
川:ゲン担ぎとしてお魚チャームのアクセサリーはよく着けてます! イヤリングもお魚デザインで、「ゲーリーヤマモト製」なんですよ。
ガンクラフトと「プエルタデルソル」のコラボペンダントトップ。魚系のアクセサリーはお守り代わりだとか。
河:あのワームで有名な!? イヤリングもあったとは……。フィッシングベストは?
川:これは古着屋で買った無名ブランド(笑)。レイヤード出来て機能性もあるベストは好きで、昔から集めてますね。リサイクルショップみたいな無名なところからメジャーなお店まで、古着屋をディグって自分のお気に入りを見つけるのは楽しいですね。
河:買い方もストリートマインドで素敵です(笑)。最後にパンツは……。
川:ニードバイ ヘリテージのデニム!(笑) カラー珍しいですよね。
河:ピンクをオーバーダイした加工でちょっと癖アリなデザインですが、すずさんのキャラともマッチしていてよく似合ってます!
川:あ話しているうちに来た!
Fish ON!
河:おぉ! ナイスサイズ!!
川:まだまだ釣り足りないなぁ。次はもっと大きいのを狙おう。
河:さすがのプロ根性!(笑)
今買える【俺の一本釣りギア】
CONVERSE(コンバース)のランスターモーション
日本では展開されていない、海外企画のモデル。6.0cmと極厚のミッドソールに吸汗のライナーを備え、履き心地も快適。「厚底系にデニムを合わせるのが好きで、韓国旅行に行ったときに買いました!」2万7800円ほど(※編集部調べ)
※表示価格は税込み
[ビギン2024年12月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。