作ってそのままテーブルへ! ソロでもかんたんにごちそうになる[スキレットレシピFILE]
辛さと香りのハーモニーが絶品のスキレットレシピ「ケイジャンバター ビーフ&キノコ」
アウトドアコーディネーター小雀陣二さんが教えてくれるスキレットのとっておきレシピ。今回は、スパイス一本で味付けが完成するケイジャンバタービーフ&キノコです!
[鉄鍋の鉄人]小雀陣二さん
「肉はスキレットの縁でこんがり焼いて蒸し焼き野菜との食感差を楽しもう!」
旨辛スパイス香る! 秋きのこのヘルシー肉料理
ケイジャン料理とは、ケイジャンスパイスを使ったアメリカ南部の郷土料理。
唐辛子やクミン、クローブ、シナモンなどをブレンドしたこのスパイスは、辛さと香りのハーモニーが絶品。スーパーで手軽に買えて格段にスキルアップできるので、隠し球として常備しておくことをおすすめします。
今回はこのスパイスを使った秋キノコたっぷりの肉料理を紹介。調理のポイントは3つ。
まず、肉は塩とケイジャンスパイスで下ごしらえをすること。次に鍋縁を使って中火でじっくり返しながら焼き、旨味を閉じ込めること。
仕上げに生パクチーをトッピングすれば、ボリューム満点でもさっぱり食べられます。スパイシーがお好みなら黒胡椒を加えてカスタムを。コク出しするなら追いバターで決まりです!
複雑な辛味がたまらない!
ケイジャンバタービーフ&キノコ
- 牛ハラミ肉 400g
- エリンギ 2本
- シイタケ 2個
- シメジ 1パック
- タマネギ 小3個
- ニンニク ひとかけ
- トマトペースト(6倍濃縮)10g
- ケイジャンスパイス 大さじ1
- バター 30g
- パクチー 1枝
- ブラックペッパー・塩 適量
作り方(約20分)
①鍋を中火で熱し、バター、ニンニク、タマネギを入れ、しんなりするまで炒める。
②キノコも炒めて塩と胡椒をふる。
③塩とスパイスをふった牛肉にトマトペーストを混ぜて縁で焼き胡椒・パクチーを添える。
スキレットとは?
フライパン型の鋳鉄鍋は肉汁滴るステーキやパリパリの薄皮餃子を焼くほか、炒める、煮る、蒸すなどの調理に万能。いちおしは1896年創業の米老舗「ロッジ」。8インチサイズはソロめしにも丁度いい。内径20.2×H4.3cm。3960円。
※表示価格は税込み
[ビギン2024年12月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。