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J.プレス×ブルーブルーのアービンBDシャツ

微差こそ大差の法則は今も昔も変わらない!

BDシャツのウンチクというと、ポロ選手が着ていたユニフォームのボタン留めの衿を見て――という出自にまつわる“衿”の話が思い浮かびますが、Jプレスの名作、「アービンBD」の“胸ポケ”にも物語があるってご存じですか? 

胸ポケにボタン留めのフラップが付いたこのシャツが誕生したのは、1938年。イエール大学近くのJプレス1号店でした。後の2代目社長、アービン・プレス氏が、学生はコモノを持ち歩くことも多かろうと考案したのがそもそもの出自という話はさておき、これが便利で格好イイと特大ヒット! イエールのみならず他のアイビーリーグ校まで人気が波及したのでした。

微差こそ大差といいますが、アイビー学生がフラップ付きのそれを誇らしげに着てキャンパスを歩いていたサマは、容易に想像がつきます。誕生から80年経つ現代でも、その魅力は健在。存在感が不足しがちなシャツいちスタイルでも、さらりと目を惹くフックを添えてくれる、というわけです。

 

J.プレス×ブルーブルーのアービンBDシャツ

ブルーブルーとのコラボコレクションより。身幅に若干のゆとりをもたせて丈を短く調整した、裾出しがサマになる一枚。裾にさりげなく施された、両ブランドのネームスタンプもアクセントに。1万2000円。(ブルーブルー)

 

アウトで着やすいよう微調整

J.プレス×ブルーブルーのアービンBDシャツはアウトで着やすいよう微調整されている

ピッグ アンド ルースターのカットソー1万9000円(ピッグ&ルースター) ウィークのパンツ1万6000円(シーアトリエ) ハミルトンの時計5万3000円(ハミルトン/スウォッチ グループ ジャパン) ヴァンズ ヴォルトのシューズ1万1000円(ブルーウッド バイ ハンドイントゥリーPR)

 

そしてアイビーボーイの鉄板シャツとなった

そしてアイビーボーイの鉄板シャツとなった

アイビーボーイたちに愛された、アービンBDシャツ。そもそもアイビーファッションとは、アメリカ東部のエリート大学8校の学生&OBが好んだコンサバな装い。個性を宿しながら華美すぎない見た目も、愛された所以だろう。

 

※表示価格は税抜き


[ビギン2018年6月号の記事を再構成]
写真/大嶽恵一 文/いくら直幸 吉田 巌(十万馬力) 秦 大輔 星野勘太郎 伊藤美玲 礒村真介 桐田政隆 黒澤正人 今野 壘 黒澤卓也 栁澤 哲 スタイリング/武内雅英(CODE) ヘアメイク/北村達彦 イラスト/TOMOYA daisketch

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