[Begin Best 100]第1位 バラクータ×バブアー
2023年のベストヒット&2024年流行るモノランキング「Begin Best 100」
今回も、恒例ビギン編集部独断のランキングを大公開! あなたの推しの子は何位かな? いや、全部がMVPです。イイもの凝縮「BB100」、いってみよー!!
2023年最大の“BBig”カップル
大ヒットな2大ブランドがまさかのコラボに沸いた!
BARACUTA×Barbour[バラクータ×バブアー]
G9
生誕85周年記念モデルとして登場。G9をベースにバブアーの素材や付属が盛り込まれ、互いの長所が一着に同居。過去にBB10第1位でプッシュしたのは記憶に新しいところ。
[選定理由]
今もっとも勢いある両社が肩を並べてゴールイン!
ドルルルルルルル……ドンッ♪ ということで第1位の栄誉に輝くは、英国2大アウターによる夢の超ビッグカップルです。イェイ!
欧米ではチャールズ3世&カミラ夫妻の70年振り英国王戴冠式が話題となりましたが、モノ好き視点でアツアツだったのはこのカップル。ビギンがとりわけここ数年推してきた2大名アウター、それが一着として共演を果たすなんて、夢にも思いませんでした。
それは読者の皆さんも同じだった模様で、2023年最大のビッグカップルを一目見ようと、多くの人がショップへと足を運び、即完売と相成ったわけです。ホントにめでたい。
戴冠の決め手となったのは、バラクータ×バブアーという話題性もさることながら、その出来が文句なしのダブルAだったこと!
ジェントルなG9がワックスコットンを纏うことで耐風性が高まるとともにええコクが生まれ、バブアー視点ではドッグイヤーの立ち衿と裾&袖リブにより防寒性がアップ! 他にもスナップボタン使いや両家のハウスタータンが合作したライニングなど、アウター力でもディテール面でも比類なき完成度で魅せてくれました。
付け加えるなら、そもそも2023年はバラクータ、バブアーともにソロでも破竹の勢いを継続。前者はゴア素材やMA-1ならぬMA-9!? で支持層の幅を広げ、後者ではリワックスやリラブドといった長~く愛用するための取り組みにファンが殺到。2022年度2位のバブアーと3位のバラクータ、両雄がついに肩を並べて、栄光の1位でゴールインです!
空前のコラボでやっぱり即完売!
バブアー パートナーズ ジャパン コミュニケーションディレクター
坂下康平さん
発売直後からかなりの長期間、双方のファンの方より多数の問い合わせを頂戴しました。限定モデルの宿命で早々に完売してしまったため、私どもとしても嬉しい悲鳴でした!
2023年のバラクータは……
名作進化系が頻出!!より若い層にもリーチしたのがこの1年。
MA-1ならぬMA-9!?
エンジニアドガーメンツ鈴木大器氏がクリエイティブディレクターに就任し、ミリ顔のジャケットをリリース。
よりこなれて見える“ゆったりG4”
裾にリブのないG4のリラックスシルエットも人気沸騰。
ゴアテックスとタッグを組んで現代的に
クラシックな一着と最新の防水透湿素材が手を組んだのも嬉しいニュース! 8万3000円(ゴールドウイン 原宿)
ブリティッシュ感マシマシの総ペイズリ―!?
英米日3ヶ国のカルチャーをミックスさせたバラクータ フォー クライムコレクションが3シーズン目を迎え、総ペイズリー柄のダービージャケットが登場。定番をストリートに昇華している。2024年春頃店頭入荷予定。19万8000円(バラクータ カスタマーサービス)
2023年のバブアーは……
イベント目白押しイヤー!!
1点モノの「リラブドバブアー」も上陸
SDGsな流れの本家によるリメイクは超高倍率の抽選に。
リワックス体験イベントも大盛況
リワックスのイベントも大盛況。長く着られるバブアーの魅力を再確認させてくれた。
ブランドの顔ともいえるビューフォートは40周年
ブランドを代表するヒップ丈モデル「ビューフォート」は40周年記念モデルが登場。久しぶりの本社取材で魅力を再々確認! 6万6000円(バブアー パートナーズ ジャパン)
オイルドクロスに劣らずのエイジング素材で……
史上初、デニム素材のビデイルを新製品展示会で目撃! 今のところそれ以上の詳細はお伝え出来ないものの、ありそうで無かった組み合わせで、冬が明けてもバブ様のお世話になりそう。2024年1月にはレアモデルを発売するポップアップも開催決定。
※表示価格は税込み
※価格のない商品は完売。モデルの着用商品は過去掲載のもののため省略しております。
[ビギン2024年2-3月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。