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Nov-30-2023

山形緞通がYAECA 監修による無地のじゅうたん 『NEW CRAFTON』を発表!

INSTANT JOURNEYでお届けした老舗じゅうたんブランド「山形緞通」が、ファッションブランド「YAECA」と共同開発した新作じゅうたん『NEW CRAFTON』(ニュークラフトン)を発表しました。
今作は山形緞通の工房で受け継がれてきた手刺緞通『クラフトン』を、現代の生活を見つめて、色調から再編集した無地のじゅうたんコレクション。通常よりも細番手の上質な羊毛を用いて、微かな色差の同系色を染め分け、複数色をブレンドして表現した無地は、奥ゆかしく落ち着いた色調で生活に寄り添います。創業より累計2万色以上を開発してきた染色技術をもとに、住まいに溶け込む6色を厳選。
サイズ展開は、主にリビング・ダイニング向けの S・M・L 3 展開。平米単位でのオーダーメイドが可能で、ラグサイズから、床一面への敷き込み製作・施工まで、お客様のご希望と生活環境に合わせたものづくりを承ってくれます。



建物、隣り合うもの、漂う空気、流れる時間。毎日の暮らしと風景に滲み、その営みを静かに足もとから支える日用の調度。
この機会に、手刺緞通の温もりと奥深さに改めて触れてみてはいかがでしょうか?

color variation

手刺緞通、「クラフトン」とは?

1960年代から山形緞通の工房では生産が始まったハンドタフティング、即ち「手刺」の製法によるじゅうたん。一般的には、フックドラグやハンドタフテッドカーペットと呼ばれるこのじゅうたんを、古くから山形緞通では「手刺緞通」、そして愛着を込めて「クラフトン」と呼んでいました。手工芸を意味する英語「craft」を用いた造語ってわけです。元々「緞通」は、中国由来の高級な「手織」のじゅうたんを指す言葉。そこに当時あえて「手刺緞通」という言葉を用いたのは、手刺の技法を用いながらも「緞通」と呼んで遜色のない品質を持ち、人々の生活により日常的な調度として取り入れられる、新たな手工芸品を生み出すための決意だったそう。

1935年の創業以来、国内市場はもとより、米国市場からは通称「フジ・インペリアル」、最高品質のじゅうたんとして支持を得ていた手織緞通。その歴史と実績に対して、手刺によるじゅうたんを新たに「クラフトン」と命名し、双方が同じ「緞通」の品質基準を宿すように研究・挑戦を続けたとか。
選び抜かれた羊毛、高度で緻密なタフティングの技術、丁寧な仕上げ。これらが「クラフトン」に独特の高密度でしっとりした風合い、長い耐用年数をもたらすことで、同類製品と一線を画した上質な日本のじゅうたんが生まれたのです。

INFORMATION

Sサイズ:W140cm×H200cm、ウール100%、24万240円。
Mサイズ:W200cm×H200cm、ウール100%、34万3200円。
Lサイズ:W250cm×H200cm、ウール100%、42万9000円。
オーダーメイド:平米単価8万5800円~。
特設ウェブサイトはコチラから!

問い合わせ先/オリエンタルカーペット tel:023-664-5811

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