D&DEPARTMENTのサコッシュ

D&DEPARTMENTのBAG FROM LIFESTOCK・SACOCHE・S3190円

着物のデッドストック地が
一“転”モノのサコッシュに

“手ぶら派”だってバッグが欲しい……‼︎ だって出先で思わずガムやお茶を買ったらポッケは即キャパオーバー。なら持つべきはミニマルサイズのサコッシュでしょう! と探してみると、レザーか黒コーデュラばかりで無個性がち。小さいながらも背景の詰まった、人とは違うバッグじゃないとな〜。

と思っていたらピッタリなものをいよいよ発見。手ぶら派のモノ好きにオススメしたい、語れる一点モノです。

それがこちら。「ロングライフデザイン」をテーマに、その土地ならではのモノを取り揃えるショップ、「D&DEPARTMENT」のオリジナルサコッシュです。

青、黄、緑、白、赤糸が複雑に織りなす、パッと見で“何か違う”と訴えてくる比類ない一品ですが、それもそのはず。だってこちらで使用されているのは、40~50年前のデッドストック地の「マス見本」。服をオーダーする際、色味や素材感をザーッと確認するためのサンプル布ですが、織物産業が衰退する今、全国の織物産地の倉庫に積まれた生地見本には、そのままゴミとなってしまうものも……。

そんなレア生地を、マス目を無視して切り取って、贅沢にもバッグに転生させちゃうもんだから、すべてが模様の異なる一“転”モノになるってわけ。

ちなみにこちらは、群馬県桐生の「小林当織物」という、古くから着物の反物や服地を手掛けてきた歴史ある機屋の生地。創業の1920年から蓄えた生地サンプルは5万点にも及ぶって、さすがは日本の機どころ。令和の若造にもめちゃくちゃブッ刺さってます〜。

「LIFESTOCK(=倉庫のデッドストック生地を生き返らせる)」というD&DEPARTMENTの当プロジェクト。他にも、コーデュロイの産地である静岡産、チェックシャツの兵庫産、下着用ニットや高機能スポーツ衣料の富山産、など個性派揃いですが、あくまでサイズはミニマル。ぼんやりしがちな冬コーデをさりげなく引き締めてくれるんです。

一点モノゆえ売り切れ御免、手ぶら派の皆さんはお手隙にチェックを!

Profile

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マツエダ
新卒のビギナー編集者。読者だった父の影響で、中学生の頃から“一生モノ”に憧れる前途有望なビギン君だったはずが、金欠大学生時代を経て、気付いたらプチプラ主体の安っぽい青年になってしまっていた……‼ 名品をきちんと学んで買って、見た目も頭脳も大人になるぞ!

問い合わせ先/D&DEPARTMENT03-5752-0120
https://www.d-department.com/

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