編集部員が見つけたネクストBeginブランドをディグ![IT'S NEW BRAND]
気負いなくクリーンで気持ちいい だから毎日着たくなる
定番もいいけど、次なるスタンダードにも敏感でいたい。ここでは編集部員が自信をもってオススメする、期待の新星を深掘りしていきます!
毎日着たくなるシャツ
GOOD NEIGHBORS SHIRTS[グッドネイバーズ シャツ]
「7DAYS SHIRT」がコンセプトのグッドネイバーズ シャツ。1、2型からスタートして5年が経ち、着実にファンを増やしてきたブランドです。先日、デザイナーの蒼木さんに話を聞いてゾッコン! このたび満を持して推奨させていただきます。
聞けば年間360日はシャツを着るという蒼木さん。「若い頃からブルックス ブラザーズのBDやネルシャツが好きで。09年に独立してからは、羽織るだけでカジュアルでもお行儀よく見えることから、毎日シャツを着るようになりました」。
そうして着続けていると、気に入っては買ったものの、徐々に着心地や気分に違和感が生じ、手が伸びなくなるモノも……。それならと、「誰でもいつでも、毎日着たくなるシャツを作ろう」と始めたのがグッドネイバーズシャツ。その“毎日着たくなる”バランスが秀逸なんです!
象徴は定番のレギュラーカラーのブロードシャツ「ジョン」。白のブロードはドレスシャツの王道ですが、「程よくゆとりのあるアームに、タックアウトしてバランスがいいシルエット。
またホテルのシーツのような肌触りのいいブロードを使いつつ、ワッシャー加工を施して、洗いざらしでカジュアルに着られるように。ただ縫製は東京の熟練の職人のドレス仕立て。だからカジュアルな雰囲気でも品よく仕上がります」。すると大人っぽい品格がありながら、気負うことなく、気持ちよ~く着られる♪
デニムでもスラックスでも、スニーカー、革靴でも合わせるアイテムも不問だしね! それに手荷物収納に便利なシークレットポケット、コンパクトに携帯できるバンド付きで利便性まで抜かりがない。まさに誰にでもいつでも気持ちがいい、good neighborなシャツなんですよ。
デザイナー
蒼木アキラさん
グラフィックデザイナー、シャツデザイナーなど幅広い分野で活躍。多摩美術大学染織デザイン科を卒業し、自ら行う泥染のアイテムも大人気。
GOOD NEIGHBORS SHIRTS
[グッドネイバーズ シャツ]
ジョン/ロイ
ともに着心地いいブロード生地を使い、繊細なステッチワーク、織り伏せ縫いとドレスの仕立てで縫製。右のロイは蒼木さん自らが泥染したもので、一点モノの味わいあるベージュは、自然な色ムラがたまらない。左/2万4200円、右/3万800円(ユナイト ナイン)
コンパクトにまとめられるロゴ入りのバンドが付属
バンドは背中に着脱でき着こなしのアクセントにも
右脇に手荷物収納に便利なシークレットポケット付き
※表示価格は税込み
[ビギン2023年9月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。