福屋の「奉天 餃子四川だれ 辛口」で作る四川風焼きそば

本格四川ダレで無水調理すれば、たちまち焼きそば名人

焼きそばはソース味と塩味だけじゃない！　市販のタレを活用すれば味付けは無限になりますよ。今回はラー油のように真っ赤で濃厚な「奉天 餃子四川だれ 辛口」を使って、旨辛な四川風焼きそばにトライ。

それも無水で作るから、タレが薄まらずにしっかり絡んで、四川料理専門店のメニューにあるような風味豊かな焼きそばになります。そこへ良きアクセントを添えるのが焦がし肉。鍋底にひき肉を敷き詰めてから、具材、麺の順にのせてじっくり加熱すると、ダッチオーブンの密閉性と蓄熱性によって脂が溢れ出て、香ばしく焼き上げることができます。

そんなひき肉のお布団で蒸し焼きされたエビはプリプリ、チンゲンサイはシャキシャキ、麺は旨味をすべて吸い込んでまさに口福。だから、ベチャッと水っぽくもなりません。最後に取っておいたチンゲンサイの葉を加えると色鮮やか。エビの赤とのコントラストもばっちりです。

教えてくれるのは…

［鉄鍋の鉄人］小雀陣二さん

福屋の「奉天 餃子四川だれ 辛口」

本醸造醤油、芳醇な練りごま、辛さ引き立つ豆板醤がギュッ！　餃子や焼肉、中華料理の味付けに使えば、あっという間に本場中国四川風味になる魔法のタレ。150ml。330円（福屋）

作り方（約10分）

①ひき肉を敷き詰めて下処理したエビを並べる。「ひき肉は鉄鍋に敷き詰めて蒸し焼きにすると香ばしい。このひと手間が肝心！」（小雀さん）

②チンゲンサイを軸と葉に食べやすく切り分けて、先に軸だけ入れる。

③ほぐした焼きそば、タレを加えたら蓋をする。

④弱火で8分ほど加熱し、仕上がり直前に葉を入れる。

⑤ひき肉を崩して全体を混ぜたら出来上がり！

使ったダッチオーブンは…

「ロッジ」のサービングポット。内径20×高さ7cm。9680円（エイアンドエフ）

 
※表示価格は税込み

［ビギン2023年7月号の記事を再構成］スタッフクレジットは本誌をご覧ください。