インテリアを一気に模様替え! なんて、大金をかけて頑張る必要はありません。部屋をお洒落にしたいなら、独特の個性を持つ「和名作」を、いつもの部屋に「+ プラス」するだけ。そう、「和を“和”」すればいいのです! 日本人なら知っておきたいインテリ知識とともに“どう使う?”を解説しながら「和名作」をご紹介します♪

 

マルニ木工のHIROSHIMA

マルニ木工のHIROSHIMA
世界のどこに置かれてもすっと馴染むところが“和”

深澤直人氏は、一世を風靡したauのインフォバー、無印良品など日本のブランドのみならず、世界有数の海外インテリアブランドからも支持される、プロダクトデザイナー。深澤氏がマルニ木工のアートディレクターに就任して2008年に生み出したのが、同社の本拠地を冠した本作です。

マルニ木工は創業以来、猫足の高級家具を得意とし、複雑な曲面を削り出す技術に長けていました。深澤氏はその技術を、素材のよさを最大限活かすシンプルデザインの方向に引き寄せ開花させ、絶妙の角度で体を支える3次曲線の背もたれを持つ椅子をデザイン。

白飯のように普通、でも光が当たる面と陰のコントラストが美しい。まさに陰影礼賛。それが世界のデザインモンスター、アップル社の目に留まったのは必然でしょう。デスクの椅子にしたら、アップル社員のようにアイデアが浮かぶかも(笑)? それはさておき、その座り心地のよさで作業がはかどることはビギンが保証いたします。

 

マルニ木工のHIROSHIMA

2017年完成のアップル新社屋で使われている

新社屋「アップル・パーク」で行われた恒例の新製品発表会。ビジターセンターの椅子にHIROSHIMAが採用されているのを知り、各国のジャーナリストが速攻SNSにアップ。改めて、深澤直人のデザインとマルニ木工の技術、アップルのセンスのよさが世界に拡散!

 

マルニ木工のHIROSHIMA

とにかく座ってみよ! 話はそれからだ

マルニ木工のHIROSHIMA

腰掛けると、木材とは思えないほどいい按配の背もたれがフィット。HIROSHIMA(W56×H76.5×D53cm。座面高42.5cm)ビーチ材9万円~。オーク材12万4000円~。ほかにウォルナット材13万7000円~もあり。(問)マルニ木工 TEL.03-5614-6598

 

マルニ木工のHIROSHIMA
【1】一見シンプルながら、高度な3次曲線加工で削り出されている背もたれ。独自にプログラミングした3次元加工の機械で削り出し、手仕上げしている。

 

マルニ木工のHIROSHIMA
【2】選べる素材もさまざま。オーク材は無垢、ビーチ材はプライウッド(合板)だ。

 

※表示価格は税抜き


[ビギン2018年3月号の記事を再構成]
写真/上野 敦(プルミエジュアン) 文/秦 大輔 安藤菜穂子 スタイリング/近藤有倫 イラスト/TOMOYA 取材協力/ジョー スズキ

 

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