ポッテリフォルムも昔のままに、ハイテックの’80年代ヒットモデルが復活

ほどよいボリューム感ゆえ、さまざまなカジュアルと相性絶妙です

トレッキングからキャンピングまで、さまざまなアウトドアシーンで本領を発揮し、かつデイリー使いでも快適なシューズを展開する英国発ブランド、ハイテック（HI-TEC／1974年創業の、スカッシュシューズがルーツのブランド）。その歴代のアーカイブモデルや’80年代のアイコンモデルにスポットを当てて再構築したシューズで構成する「ライフスタイルコレクション」から、名品「シルバーシャドウ II（SILVER SHADOW II）」の復刻版が登場です。

1981年に誕生した「シルバーシャドウ」は、ブランドを代表するランニングシューズ。同年のロンドンマラソンで、なんと参加ランナーの2割がこのシューズを履いていた（！）という伝説をもつ名靴です。また、当時、同国では軍や消防隊がトレーニングシューズとして採用していたことでも知られています。

その「シルバーシャドウ」シリーズのうち、とりわけ高い人気があった「シルバーシャドウ II」が今春、日本限定で復活！　アウトソールに伊・ヴィブラム社の「メガグリップ（MEGA GRIP）」を、インソールに米・オーソライト社の「オーソライト（OrthoLite）」を採用するなどし、実用的、かつ現在のライフスタイルにマッチした仕様にグレードアップが図られている一方、デザインにおいて限りなく忠実に復元がなされたものとなっています。

程よくボリューム感あるシルエットもまた、オリジナルどおり。このポッテリしたフォルムがいかにも「‘80年代スニーカー！」って感じで、それが新鮮に映ります。しかも、このフォルムゆえにルーズシルエットの太パンともバランスも取りやすく、合わせるパンツの裾幅を選びません。シンプルなパターン＆カラーリングも相まって、コーディネートの守備範囲はハンパなく広いのです。

と、実用的で、履き心地は快適であるうえ、合わせるスタイルを選ばない、この「シルバーシャドウ II」。オリジナルにまつわるウンチクも加えれば、靴好きの間でもしっかり自慢できちゃう1足になること、間違いありません！

‘80年代、スポーツシューズのトレンドはポッテリ系がメインストリームだったが、そのエッセンスをほどよく取り入れている「シルバーシャドウ II」は、今どきのカジュアルスタイルにも取り入れやすく、さまざまなスタイルに馴染んでくれる。搭載の「オーソライト」インソールは、軽量で弾性があり、ヘタりにくい。さらには通気性や放湿性、防臭性に優れ、繰り返し洗濯して清潔に使い続けることができる。

オリジナルにはハイテックのオリジナルラバーソールが採用されていたが、この復刻モデルではヴィブラムの「メガグリップ」に変更。軽く、しなやかさも備えており、さまざまな地形に対応し、濡れた路面でもすぐれた制動力を発揮する高機能アウトソールだ。

問い合わせ先／ムーンスター カスタマーセンター　☎ 0800-800-1792
hhttps://www.hitec-footwear.com/

※表示価格は税込み

文/山田純貴