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ダルトンのアイスチェスト 20L ガルバナイズド

ガシガシ使い倒してエイジングが楽しめて、部屋に置いても洒脱!

キャンプライフに不可欠なギアはさまざまありますが、そのひとつにクーラーボックス(飲食物を冷たく保つための断熱ボックス)が上げられます。この「クーラーボックス」なる言葉。じつは和製英語であって、英語圏では単に「クーラー(Cooler)」と呼ばれているんだとか。日本人にとって「クーラー」はエアコン(Air Conditioner)を指す言葉(冷暖房兼用でもそう呼んじゃう人、いまだ多し!)ですが、アチラではあくまでもクーラーボックスのことなのですね? ちなみに、米国では「ポータブル・アイスチェスト(Portable Ice Chest)」と呼ばれることもあるそうです。

クーラーボックスの発明者はつまびらかではないものの、レジャーキャンプの最初の本格ブームが巻き起こった1950年代に欧米各国からさまざまなタイプ(当時は円筒型も少なくなかった)が出現。ことに1954年に米国で誕生したガルバナイズド(GALVANIZED=亜鉛メッキ)タイプは、同国内で広く普及していきました。と、そんな戦後黄金期の真っ只中にあった米国のカルチャーを感じさせるガルバナイズド・クーラーボックスがインテリア雑貨メーカーのダルトン(DULTON/1988年創業)からリリースされたという話題です。

同社は昨年(2022年)7月、ヴィンテージにしばしば見られるスチールベルトクーラーのような、やや角張ったフォルムのクーラーボックス「アイスチェスト20ℓ」を発売し、好評を博してきました。で、それはアウトドアギアの定番カラーともいえるダークグリーンのボディ外装なのですが、今回登場した2023年限定カラーバージョンは容量やスペック、基本デザインなどはそのままに、金属の素地感を意識した亜鉛メッキの無垢仕上げ(地金はスチール)に変更されたものとなっています。

ということで、トップ写真をご覧あれ。亜鉛メッキが日射しを柔和に反射させつつ、周囲の情景をうっすら写し込んださまは美しく、レトロな味わいが感じられますね? しかも直線主体のフォルム、ラッチ(留め具の一種)や持ち手、外付けのボトルオープナー(栓抜き)なども相まって、旧き佳き時代の米国を彷彿させるお洒落クーラーボックスに! と、これはもう、アウトドアのみならず、普段は部屋のインテリアとしても十分にイケそうじゃありませんかっ。しかも、写真のようにボディ外装に付属の瓶デザインのステッカー(架空のオリジナルビール「ダルトン エール」が描かれている)を貼り付ければ、そこにポップアートな味わいが添加されて、気分をさらにアゲてくれること請け合いなんです。

なお、20ℓはワンナイトキャンプやソロキャンプにちょうど良い容量で、多人数でのバーベキューなどでも重宝。また、上部がフラット形状であるため、簡易テーブルとしても役立ちしますし、車載時には他の荷を干渉することなくハッチバックにスッキリと収まるのです。

そして何より嬉しいのは、亜鉛メッキの無垢ゆえに使い込まれてアタリやキズを負うことで、さらに味わいある姿にエイジングするということなんですね。要は、革製品やデニムなどと同様、使い込んでいくことでマイ・オンリーのたたずまいに“育てる”楽しみ方ができるということ。と、これはもう、一般的な樹脂製クーラーボックスでは得られない圧倒的アドバンテージといえましょう!

ダルトンのアイスチェスト 20L ガルバナイズド

クラシックなラッチ式の留め金具を解除し、フタを開けば、アルミ製の室内が外観と同様、ごくシンプルな構造であることが分かる。ちなみに前胴の右上に備わっているのがボトルオープナー。これもレトロなディテールだ。

ダルトンの
「アイスチェスト 20ℓ ガルバナイズド」

外装素材:ガルバナイズドスチール
内装素材:アルミニウム
断熱材:ポリスチレン
保冷時間:24時間 ※JIS規格簡便法を基に比例計算。
外寸:W48×H29.5×D28cm
内寸:W40.5×H24×D20.5cm
付属:「ダルトン エール」ステッカー
価格:1万7380円

問い合わせ先/ダルトン
https://www.dulton.jp/

※表示価格は税込


文/山田純貴

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