宇宙ステーションの実験装置に採用された技術を活用!「アカリア」の空気清浄機
高い消臭&殺菌効果を発揮! 暖かみある灯りで癒し効果も
感染症流行が気になる、この季節。その予防手段のひとつとして空気清浄機が有効ですが、部屋のスペースが限られていると大きいタイプは置き場所に困ってしまうんですね。かといって、コンパクトなものだと除菌や消臭の効果がイマイチだったり……。と、そんなお悩みを一挙解決してくれる、小さくても高性能な空気清浄機「アカリア(AkariAir)」のご紹介です。
複合金属製品の製造などを行うフジコー(1952年創業。本社:福岡県北九州市)が光除菌技術を使い、空気清浄機能と灯りを一体化させて開発したのが、このポータブル空気清浄機です。光除菌とは、光触媒(光が当たると、その表面で強力な酸化力が生まれ、接触してくる有機化合物や細菌などの有害物質を除去できる環境浄化材料)による除菌・消臭の新技術のこと。同社は独自の技術で、この光触媒をフィルターに成膜することで、すぐれた除菌力と消臭力を実現したのです。聞くところ、同社の、この除菌技術は国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」の日本実験棟でも使用されているんだとか。
「アカリア」は、この光除菌フィルターに活性炭フィルターを組み合わせた二重構造になっていて、すこぶる高い消臭効果を発揮します。しかも光触媒フィルターが捕らえた菌やウイルス、花粉などは分解・除去して残留させないので、清浄機本体内も、室内の空気もつねにクリーンに保つことができます。また、光触媒機能をもたせつつ、照明としての機能を兼ねている点も「アカリア」の大きな特長。運転中、その暖かみのある灯りが、吸排気口から漏れだして周囲を照らし、その視覚的癒し効果でくつろぎの空間を演出してくれるのです。
ところで空気清浄機らしからぬデザインも気になりますよね? これを手がけたのは世界3大デザイン賞(iFデザイン賞、レッド・ドットデザイン賞、IDEA賞)の完全制覇を果たしたプロダクトデザイナーの川合辰弥氏。柔らかな曲線を描くオーバルペンタゴンのボディに、ペンローズパターン(英国の物理学者ロジャー・ペンローズ氏が考案したもので、2種類の菱形で全平面を埋め尽くすことを可能とするパターン)を応用した吸排気口がレイアウトされ、シンプルさと柔らかさのなかにデコラティブなアクセントが添えられた、なかなかに個性的な姿に結実しています。
本体サイズは500mlのペットボトルほどで、重量は約250gと軽量。なので設置場所は選ばず、スペースが限られた部屋でもストレスなく使うことができます。しかも小粋なお洒落デザインとあって、普段は部屋を飾るオブジェとしても有効。で、駆動させれば、高性能清浄とぬくもりある照明のダブル効果で、部屋の空気はスッキリ&気分はリラックスすること請け合いです。
活性炭フィルターと光触媒フィルターのダブル消臭により、高い消臭効果を発揮。また、菌、ウイルス、アレルゲンなどの有機物は光触媒フィルターに捕らえられた際に分解・除去されるため、フィルターに残留しないというのも安心だ。
縦置きのみならず、このように横置きでの使用も可能だ。また、運転開始と同時にLED照明が点灯。ペンローズパターンをあしらった吸排気口から漏れ出す灯りは、視覚的な癒し効果をもたらしてくれる。ちなみに照明が不要なら、運転中に消灯することもできる。
最新の光除菌技術を搭載しながらも、サイズはコンパクトなペットボトル500mlほどなので、リモートワーク時のデスク上や就寝時のベッドサイドなどに置いてもジャマにならない。しかも、静音設計というのもアリガタイのだ。カラーはホワイト、ブラックから選べる。
電源:DC5V
運転モード:強・弱
サイズ:W7.4×H17.9×D7.3cm
重量:約250g(USBケーブル除く)
付属品:USBケーブル
製造国:日本
価格:各2万4200円
問い合わせ先/マスクフジコー ☎ 0120-80-2450
https://www.massc.jp/akariair/
※表示価格は税込
文/山田純貴