男たるもの、雨には雨の雨“大作”!
雨天が好きな人はまずいません。その理由のひとつは服装や靴に制限が生じるから。いわばプチ憂鬱ですが、ならばプチ贅沢な雨大作で乗り切ろうじゃないですか!
雨という憂鬱もええ感じに解消
まずは傘。フルトンのジャンボは日本人の常識を大きく超えたサイズで包み込んでくれる雨大作です。ビニール傘を差す皆を横目にこれを開けばラグジュアリーな気分に浸れ、あわよくば相合傘もヨユーな懐の深さがあります。
そして足元にはいつものワラビーブーツを。といってもゴアテックスのワラビーブーツです。2013年に某ショップ別注で限定展開された殿堂入りコスパ遺産靴で、昨年めでたく再登場。一枚革で足を包むモカシン構造が、袋状のフィルムで足を包むゴアテックスの製法にもマッチし、ミッドカットで雨も入らず、これまた快適!
かたやエリザベス女王御用達のロイヤルワラントを授かった雨具、かたや創業200年に迫る英国の老舗靴。雨の多い英国には雨の憂鬱を解消する名作があったのです。
びっくりするほど大きく開いて
相合傘も安心
上の写真にあるように、数ある折り畳み傘でも、ここまで大きく広がるのは稀。
フルトンの折り畳み傘
オープン&クローズジャンボ
スーパージャンボで当たらない&濡れない
英国内でトップシェアを誇るレイングッズメーカーで、なかでも最大サイズの折り畳み傘。親骨長68cmで、差すとφ126cmに広がる安心感たるや。8本骨。収納時W36×H66×D6cm。7500円(ユナイテッドアローズ 新宿店 ☎03-5321-7531)
ロイヤルワラントも!
ワラビーブーツに+5000円で
全天候OK!
クラークス オリジナルズのゴアテックスワラビーブーツ
雨の日でもいつものワラビーブーツが履ける!
ゴアテックスの防水透湿フィルムをインサートし、全天候型へと進化を遂げた定番コンフォートシューズ。ゴアテックスの厚みでブーツ内がやや狭いため、サイズ選びは慎重に。全2色。各2万9000円(クラークス ジャパン ☎03-4510-2009)
防水に合わせてアウトソールもチェンジ
ライニングを見るとゴアテックス仕様になっていることがわかる。アウトソールはクレープソールではなく、ビブラム社のものを採用。
軽量の全天候型ビブラムソール
※表示価格は税抜き
[ビギン2018年3月号の記事を再構成]
写真/上野 敦(プルミエジュアン) 竹内一将(STUH) 齊藤遼子 文/秦 大輔 礒村真介 押条良太(押条事務所) 桐田政隆 黒澤正人 今野 壘 間中美希子 井上健太郎 宮嶋将良(POW-DER)イラスト/田中 斉 TOMOYA 撮影協力/ BESS