特集・連載
「ココが便利」が一目で分かる![職種別]米国名門の名作ワークパンツ5選
安くてイイ冬服 そろそろ冬風の準備をしないとな、な時季。冬も想定した服を買い足すとなるとどうしたって値が張るじゃない? ってことで、今回はお財布にもやさしい春まで使える超コスパ服を中心に、情熱実況しちゃいま~す♪ この記事は特集・連載「安くてイイ冬服」#08です。
グレスラ風パンツのシーンレス力も捨てがたいけど、やっぱり“便利”と“丈夫”と“骨太”の三位一体感こそが、米国ワークのキモ。ってことで、ここでは一芸に秀でた専門職用のパンツをご紹介。プロのために考案された意匠は安くてイイの目印ですよ!
[1]CHEF(料理人)
¥6,490
COOKMAN[クックマン]
フライパンツ
機能的なだけじゃなく、もっとお洒落なシェフ用のパンツが欲しい!という、米国西海岸のシェフたちのリクエストに応えるべく、2018年にスタート。イージーウエストとワイドシルエットがもたらす極ラクな穿き心地もさることながら、独特のユル~い佇まいも人気の要因に。(バディーズ)
(Cookman/クックマン)
テフロン加工で染みない汚れない!
ストレッチ生地に水や油を弾くテフロン加工が施されているのが特徴。フライパンなんかにも使われる加工をウリとしてるから、フライパンツと命名されたそうな(笑)。
[2]SAILOR(船乗り)
¥12,100
PROPPER[プロッパー]
カーゴパンツ
カーゴとは“貨物”という意味。そう。実は元来カーゴパンツはミリタリー由来ではなく、貨物船の乗組員などが穿いていたもの。40年代から軍用として用いられたという説が有力だ。ここも軍用ギアの名門。コットンリップストップ地を採用した今作は耐久性もピカイチ! (原宿キャシディ)
(PROPPER/プロッパー)
カーゴポケットで驚きの収納力!
しゃがんでの作業が多い現場では、太もも脇に備えられた大ぶりなカーゴポケットが活躍する。細々した荷物を丸っと飲み込んでくれるから、休日は手ぶら派って人にも◎。
[3]PAINTER(ペンキ職人)
¥14,300
LEE[リー]
ダンガリーペインターパンツ
過酷な環境下でガシガシ着ても汚れが目立ちにくいことから、ペンキ職人御用達のペインターパンツにも繁く用いられることとなったヒッコリー。こちらはその御本尊が手掛けているだけあって、ハンマーループ、トリプルステッチ等、ワーク色の濃ゆいディテールが凝縮。(リー・ジャパン)
(Lee/リー)
ヒッコリーストライプで汚れが目立たない!
1927年に名門リーが鉄道作業員用に考案したとされるのが、このストライプ。目の錯覚で汚れが目立ちにくくなることから、幅広い職種のワーカーたちに重用されることに。
[4]FARMER(農家)
¥15,180
GRIP SWANY[グリップスワニー]
キャンプパンツ
1848年に、ゴールドラッシュで一攫千金を狙う採掘者に向けたグローブ作りからスタート。以降、農業従事者をはじめ、幅広い職種のプロたちに愛されるギアを展開している。難燃素材“ブレイズシールド”を使用した今作は、キャンプギアとして愛用するファンも多数。(グリップスワニー)
(GRIP SWANY/グリップスワニー)
仕切り付きポケットで細かいツール類を小分け収納!
両サイドには多層構造のファスナーポケットを完備。農作業時に使うグローブをはじめ、各種ワークツールを整理して収納できるから、ちょっとした外出なら鞄要らず♪
[5]RAILWAY WORKER(鉄道員)
¥22,000
CARHARTT[カーハート]
ダブルニーパンツ
創業時は鉄道作業員向けの製品作りからスタートし、今では服好きの定番ブランドに。12ozの肉厚ダック地を採用したダブルニーパンツは、米国ワークの象徴。今作はフェード加工されているため2万円超えだが、定番モデルは1万円台で入手可。(カーハート WIP ストア トーキョー)
(carhartt/カーハート)
膝部分の当て布でとにかく丈夫!
しゃがんでヒザを床につくことが多い労働者のために考案されたのが、モモからスネ部分の生地を二重にするというアイデア。純粋に倍の耐久性を確保する秀逸な意匠だ。
※表示価格は税込み
[ビギン2022年12月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。