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毎日のようにケアが必要な衣類のメンテ=メインは洗濯ってことで、ここでは「洗濯王子」としても名を馳せる中村祐一さんに取材。あまりに身近すぎておざなりになりがちな洗濯&メンテのあれやこれやをお送りします。

 

じつは…洗剤は3種類揃えるのが吉

揃えるべきは、粉末、液体、おしゃれ着用の3種類。洗剤の種類によって、洗浄力や生地へのダメージも異なるので、用途に応じてしっかりと使い分けよう。

 

1.粉末
頑固な汚れを落とすならコレ

 

洗浄力・生地へのダメージ<強>

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「しっかり汚れを落とすなら弱アルカリ性の洗剤がお薦め。選ぶ際は液体より粉末のほうが洗浄力があり安心です」。ただし洗浄力が高い分、色落ちの可能性があるのも覚えておこう。花王の〈アタック高活性バイオEX〉(1.0kg)実勢価格379円前後。(問)花王 TEL.0120-165-69

 

2.液体
普段の洗濯に使うならコレ

 

洗浄力・生地へのダメージ<中>

普段の洗濯に使うならコレ

「目に見える汚れ、例えば食べこぼしや泥汚れなどが日常ではなく、洗濯では皮脂の汚れ落としがメインという人は液体洗剤を」。最近は抗菌効果や部屋干しに向いているものが人気上昇中。ライオンの〈トップ ハイジア〉(450g)実勢価格600円前後。(問)ライオンお客様相談窓口 TEL.0120-556-973

 

3.おしゃれ着
生地を傷めたくないのなら・・・

 

洗浄力・生地へのダメージ<弱>

生地を傷めたくないのなら・・・

3つ目として、揃えるのはご存じおしゃれ着用洗剤。「中性の液体洗剤のなかでもさらに繊維を保護しながら洗う成分で、繰り返し洗う服の色やシルエットをキープしやすいです」。花王〈エマール リフレッシュグリーンの香り〉(500ml)実勢価格320円前後。(問)花王 TEL.0120-165-69

 

まずは真ん中の“基本の一本”=中性の液体洗剤を決めるべし!

「僕の場合、普段の洗濯用の洗剤は上の3つに分けて考えています。まず選ぶべきは真ん中の『普段使いの液体洗剤』。じつは衣服の汚れの多くは酸性です。それゆえ逆の性質の弱アルカリ性の洗剤のほうが洗浄力は強いのです。ただしその分、生地へのダメージもあるので、目立った汚れがつく機会の少ないであろう皆さんは負担の少ない中性洗剤を選ぶといいでしょう」(中村さん)。

液体洗剤を選んだら、洗浄力が強い粉末洗剤と、衣服に優しいおしゃれ着用洗剤も用意。「お互いが補完することで、さまざまな洗濯に対応できます」。

 

メンテナンス達人 洗濯家中村祐一さん

[ 洗濯家 ]
中村祐一さん

メンテナンス達人
家業がクリーニング店だったことから洗濯の奥深さに目覚め、日本初の洗濯アドバイザーとして活躍。メディアへの出演も多数。

 

※表示価格は税抜き


[ビギン2018年1月号の記事を再構成]
写真/植野 淳 文/山田純貴 間中美希子 礒村真介 黒澤正人 スタイリング/佐々木 誠

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