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Cuervo y Sobrinos クエルボ・イ・ソブリノスのヒストリアドール ヘミングウェイ

レトロ顔にカリブの色気を融合した個性派ウォッチです

かつてキューバに存在(1862~1959年頃)し、オリジナルウォッチも展開して各国のセレブらを魅了した高級時計の名店クエルボ・イ・ソブリノス(CUERVO Y SOBRINOS)。その復活ブランドについては、すでにBegin NEWSでも紹介しました(2022年7月19日付け/https://www.e-begin.jp/article/251752/)が、今回は、そのクエルボの新作「ヒストリアドール ヘミングウェイ(Historiador Hemingway)」を取り上げます。

同ショップを贔屓(ひいき)にしていた顧客のひとりに、米国の作家アーネスト・ヘミングウェイ(Ernest Miller Hemingway/1899年~1961年。米・イリノイ州生まれ)がいました。彼は20年以上にわたってキューバで暮らし、キューバをこよなく愛していたことで知られています。この新作は、そんな伝説の偉人に敬意を表したモデル。1988 年に同氏の長男ジャック氏によって設立された「アーネスト・ヘミングウェイ」の商標を管理する組織「ヘミングウェイ・リミテッド」の公式ライセンスを取得した、初のスイスウォッチとなります。

このモデルで注目すべきは、そのルックス。なぜなら1930年代~’50年代に某有名時計ブランドが展開した一連の自動巻きウォッチを彷彿させます。そう、キューバの中心地ハバナのアミスタッド通りに店を構えていたクエルボ・イ・ソブリノスでも販売されていたであろう歴史的な時計たちに通じる、プリミティブでシンプルなフェイスデザインが懐かしく思える、そんな新作に仕上がっております。

それでいて12時位置に浮き文字で配置されたブランドマークや、ユニークな形状のラグなどにカリビアンらしいグラマラスな味わいが添加されており、結果、他に類を見ない唯一無二の個性でしっかり自己主張しているのがなんとも斬新なのです。

と、味わい特濃なレトロ顔ながら、セクシーさも併せ持つ、この「ヒストリアドール ヘミングウェイ」を我が物に! で、「あれ? それってヴィンテージのアレ?」「いやいや、じつはコレはネ……」なんてネタばらしから始まって、ヘミングウェイの話も織り交ぜつつ、時計好きの間で大いに盛り上がってくださいな。

アーネスト・ヘミングウェイ

アーネスト・ヘミングウェイは1939年から約20年間、キューバに滞在して数々の名作を執筆した。なかでも1952年出版の小説『老人と海』は、「キューバに住む老漁師が巨大なカジキを死闘の末に捕獲し、舟の横腹に括り付けて港へ戻ろうとするが……」いうストーリーからも分かるとおり、同地を舞台にした内容となった。ちなみにヘミングウェイはこの作品で1953年にピューリッツァー賞を獲得しており、この実績もあって1954年にはノーベル文学賞も受賞している。

Cuervo y Sobrinos クエルボ・イ・ソブリノスのヒストリアドール ヘミングウェイ

「ヒストリアドール ヘミングウェイ」は、エイジングによって退色した黒文字盤を思わせる深いブラウン文字盤(写真上)と、日焼けした白文字盤のようなまろやかなクリーム色の文字盤(写真下)の、ともにヴィンテージ風の2色で展開中。なお、ケースの9時位置側面にシリアルナンバーが刻まれたプレートが取り付けられており、ブラウン文字盤タイプでは、18Kゴールドを使用している。

クエルボ・イ・ソブリノスの
「ヒストリアドール ヘミングウェイ」

駆動方式:自動巻き
パワーリザーブ:約38時間
防水性能:10気圧防水
ケース幅:40mm
ケース素材:ステンレススチール
バンド素材:レザー
価格:52万8000円(ブラウン文字盤)、44万円(クリーム文字盤)
限定数:各140本

問い合わせ先/ムラキ クエルボ・イ・ソブリノス ☎ 03-3273-0321
https://cuervoysobrinos-japan.com/

※表示価格は税込


文/山田純貴

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