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靴はいつもピカピカなのに革小物はチョットなアナタ、革小物にも愛情注いであげませんか? メンテ達人直伝のスゴ技を駆使すれば、革小物が新品のように生まれ変わるだけでなく、周囲のアナタを見る目も変わりますよ!

 

じつは革小物の“いい味”or“汚い”はコバによって決まるといっても過言ではない!

 

ココ

ココ

 

メンテグッズ

メンテグッズ革用接着剤・【重要】コバインキ

右/バスコはコバの汚れを隠せる色付きの仕上げ剤。ボトルを持って直接手塗りできる。80cc。1050円。左/革断層の剥がれを補修できる皮革用ボンドエース。乾くと透明になるため目立ちにくい。100g。320円。

(問)協進エル
TEL.03-3866-3221
http://www.kyoshin-elle.co.jp/

(問)東急ハンズ渋谷店
TEL.03-5489-5111
https://www.tokyu-hands.co.jp/

 

【1】コバが剥がれている部分を接着剤で貼り付けて

コバが剥がれている部分を接着剤で貼り付けて

皮革用ボンドエースを指に取り、革が剥がれた部分に直接塗り込んで接着。こうして断面を整えておくと、滑らかなつるピカのコバに仕上がるのだ。

 

【2】コバインキを硬めのスポンジに含ませてハミ出さないよう注意して塗る

コバインキを硬めのスポンジに含ませてハミ出さないよう注意して塗る

ペットボトルのフタなどに少量出したバスコを、硬めのスポンジか綿棒に取り、押し付けるように塗っては乾かすを3回ほど繰り返す。

 

Before

Before

カサカサしていたお疲れぎみの革断面が潤いを取り戻した! バスコは修正液の要領で塗り、その都度乾かしてから重ね塗りをすると失敗がない。

 

After

After

 

革小物の美しさはエッジにこそ宿る!

どんなにいい靴でもコバがハゲていたら貧乏臭いし、いい車でもタイヤやホイールが汚れていては魅力も半減。ものの美しさがエッジに宿るのは革小物も同じことなんです。革職人の小平さん曰く、「革小物のコバを汚れたままにしている人をよく見かけますが、コバはいつも美しくあるべきもの、コバ自体にエイジングの概念はありません。“味”だと思っているコバの色ハゲやササクレは“汚れ”なので、定期的にメンテナンスをしましょう。特別な道具は必要なく、ホームセンターなどで揃うアイテムで誰でも簡単に直すことができますよ」。
そこで今回はガンゾお得意のコバ補修をレクチャーしてもらいました。ご予算1000円ちょっとでコバにツヤが蘇りますよ!

 

GANZO小平陽介さん

GANZO
小平陽介さん

メンテナンス達人

表参道のガンゾ本店に常駐し、修理からオーダーまで請け負う革職人歴20年のベテラン。趣味は革小物作りという根っからの職人。

 

※表示価格は税抜き


[ビギン2018年1月号の記事を再構成]
写真/植野 淳 文/山田純貴 間中美希子 礒村真介 黒澤正人 スタイリング/佐々木 誠

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