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TOYOTA トヨタの2003年式 100 ハイエースワゴン 100系 4WD

「流行もステータスも気にせず乗れるサーフ&キャンプの相棒」
ベルーリア 代表 山越弘世さん

このクルマに出会ったのは30代の半ば頃。もともとハイエースが好きだったんですが、特にこの年式の100系が好みで、同じクルマを乗り継ぎ、これで8台目になります。

ただ、20年ほど前のクルマのため年々数が少なくなっており、今回は北海道のディーラーで発見。すぐに現地に飛んで行き、乗って帰ってきました。なんでもハイエースマニアの方が大切に保管していたものだそうで、ボディはピカピカ、走行距離も3万キロ弱という奇跡の一台です。

なぜこれほどまでに偏愛しているかというと、すべてがちょうどイイから。目線が高く、足回りも安定しているため、長距離運転も楽々。ディーゼルで燃費もよく、トヨタ車だけに故障も少ない。そしてハイエースならではの積載量。地方への買い付けやサーフトリップ、キャンプだって余裕です。

デザインも私好みで、柔らかい丸みを帯びたボディといい、グレージュのカラーといい、現代のクルマにはないレトロな味わいや温かみを感じるんです。じつは私、あまりに好きで、もう一台同じ車を所有しているんですよ(笑)。

なんだかんだ、クルマってステータスシンボル的な存在でもあるじゃないですか。でも、このハイエースはそんなことは気にせず、自然体で乗り続けることができる。流行も関係ない。これほど私の嗜好とライフスタイルにしっくりくるクルマは他に見当たりませんね。

TOYOTA トヨタの2003年式 100 ハイエースワゴン 100系 4WD

TOYOTA[トヨタ]
2003年式 100 ハイエースワゴン 100系 4WD

現行のハイエース200系の先代に当たる100系は、1989年に登場後15年間生産された。山越さんの愛車は4WDの後期型ワゴン。中古価格は高騰中で、状態のいい低走行車は200万円以上で取引されているとか。(本人私物)

ベルーリア 代表 山越弘世さん

ベルーリア 代表
山越弘世(やまこしこうせい)

1972年生まれ。シップスを経てミラノでバイヤーとして活躍。2001年、群馬県の桐生市に「ベルーリア」を開店。現在鎌倉店など4店舗を展開。サーフィンに行くときも柔術道場に通うのもハイエース。

 
※表示価格は税込み


[ビギン2022年7月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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