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フォールディングのパイオニア5選

Folding(フォールディング)

折り畳み。それはギア好きにとってグラビア並み(!?)に魅惑的なコトバの響き。不使用時にコンパクトに変身する道具は携行性を高め、野外に便利と自由をもたらしてくれる。各ジャンルで折り畳める仕様を広めた開拓者はみな挑戦者であり、冒険者なのだ。

[1]ナイフ
あのピカソも愛用! 世界初のロック付き

OPINEL オピネルのステンレススチール#8

OPINEL オピネルのステンレススチール#8

OPINEL[オピネル]
ステンレススチール#8

仏・サヴォア地方発祥で、1890年にジョゼフ・オピネル氏が折り畳み式ナイフの原型を開発。後の改良の過程で考案されたビロブロック機構は、柄元のパーツを回転させることでロックを掛け、誤作動を防止する仕組み。持ち運び時は安全で、調理中に勝手に刃が閉じることもない。全長約18.5cm(収納時10cm)。2310円(ハイマウント)
 

’55年に開発されたビロブロック機能

55年に開発されたビロブロック機能

 

ピカソも愛用

ピカソ

[2]トースター
顧客の声に応えた元祖安くていいモノ!

COGHLAN'S コフランのフォールディングトースター

COGHLAN'S コフランのフォールディングトースター

COGHLAN’S[コフラン]
フォールディングトースター

ある日、ノーム・コフラン氏のキャンプ用ストーブ店に一人の客が訪れる。「キャンプで使える、直火を制御するトースターが欲しい」。その声を受けて探したら、廃業寸前の会社がドンピシャな品を製造していることが判明。在庫と製造用機器まで買い取ることに。こうして痒いトコロに手が届く、キャンプ小物のメーカーが誕生した。Φ22cm。825円(エイアンドエフ)

COGHLAN'S コフランのフォールディングトースター

[3]焚き火台
焚火台文化を根付かせた逸品

Snow Peak スノーピークの焚火台L

Snow Peak スノーピークの焚火台L

Snow Peak[スノーピーク]
焚火台L

地面の上にダイレクトに薪を組み上げる直火の焚火は、土や生態系にダメージを与えるため禁止されるケースが多い。スノーピークが手掛けた機能美極まる折り畳みの焚火台は、直火禁止をキャンパーの常識マナーに変え、焚火台という商品ジャンルまで開拓した逸品だ。W45×H30cm(収納時W56×H64cm)。1万7600円(スノーピーク)
 

自然に負荷をかける直火が主流だった

Snow Peak スノーピークの焚火台L

[4]カセットコンロ
収納時も絵になる圧倒的な機能美

FORE WINDS フォアウィンズのフォールディング キャンプストーブ

FORE WINDS フォアウィンズのフォールディング キャンプストーブ

FORE WINDS[フォアウィンズ]
フォールディング キャンプストーブ

家⇔屋外兼用は昨今のキーワード。その流れから登場したこのストーブは、卓上コンロに使う手軽なカセットガス対応が便利だし、不使用時はバーナー部も含め小洒落たボディにすっぽり。デザイン調理家電と並んでも違和感ゼロっしょ。W317×H288×D120mm(収納時W111×H114×D285mm)。1万6500円(岩谷産業お客様相談室)

[5]座椅子
雪上でも冷えない椅子が原点だった!

CRAZY CREEK クレイジークリークのオリジナルチェア

CRAZY CREEK クレイジークリークのオリジナルチェア

CRAZY CREEK[クレイジークリーク]
オリジナルチェア

ビーチ用のイメージもあるが、産声は山深い米・モンタナ州にて。創業者がスキートリップをした際、冷たいテントの床に座るのを躊躇し着想を得たそう。ちなみに試作品製作の手ほどきをしたのは、ミステリーランチ創業者デイナ氏だったとか。W82×H39cm(収納時W24×H42×D6cm)。8800円(エイアンドエフ)

CRAZY CREEK クレイジークリークのオリジナルチェア

 
※表示価格は税込み


[ビギン2022年6月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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