特集・連載
ちゃ〜んと眠れてる? セルフチェックで事前診断しよう!
睡眠学習帳 寝つきが悪いのはわかってる。でも何をしたらいいのやら? で、結局そのまま次の夜を迎える……。そんな見て見ぬフリはもうやめて、本気で睡眠改善に着手してみては? ここでしっかり学習して、グッスリ快眠→目覚めスッキリ→日中快適!を目指してみよう。 この記事は特集・連載「睡眠学習帳」#01です。
脳が眠れている?チェックリスト
眠りに関するアレやコレを学び、いざ改めようにも、睡眠中は意識がない。当たり前。だからこそ、起きているときの状態からどんな睡眠ができているかを、逆引き診断しようじゃないですか。
セルフチェックで事前診断
□ 気がつくと電車内やソファでうたた寝している
□ 朝、目覚めるのが辛くスッキリ感がない
□ ベッドに入るとすぐ眠りに落ちる
□ 午前中に眠くなることがある
□ 週に3日以上眠る時間帯が異なる
□ 目覚まし時計をかけないと起きられない
7つの項目のうち一つでも当てはまれば、ちゃ~んと眠れていない可能性大!
胸に手を当てて正直にお答えください。このチェックリストは、かの『スタンフォード式 最高の睡眠』の著者であり、睡眠研究の総本山・スタンフォード大学医学部の西野精治教授が監修したもの。
最新の企業向け健康経営サービスで提供される内容からの抜粋で、一つでも当てはまるようなら、睡眠負債がたまって生産性が落ちる“プレゼンティズム損失”の疑い大なんです。
眠り始め90分が大事!!
上のチェックリストに1つでも引っかかってしまった人は、脳の休息が足りてないかも……。この目に見えない疲労をシャッキリ回復させて、起床時の生産性を有意義なものに変える唯一の方法、それが睡眠です。
え、毎日毎晩忘れずに眠ってるって? ごもっとも。では逆にお聞きしますが、睡眠の時間でなく「質」にはこだわってますか? 1日は24時間しかありません。そのサイクルの中で脳をしっかり休ませるためには、睡眠時間(=量)ではなく質がカギになるんです。
じゃあ、どうやって質を高めるの?と言えば、スタンフォード大学他の研究でエビデンスが出てまして、着目すべきは「黄金の90分」。
「黄金の90分」がシンデレラタイム!
入眠直後のこの時間帯は、体だけでなく脳も休む“ノンレム睡眠”へと深く没入します。だから最初の90分の眠りの質が悪ければ、その後どれだけ長く寝ようとも、良質の睡眠をとったとは言えないのです。ひょえぇぇえ。
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[ビギン2022年2月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。