既に4か月待ち!! TOKYOCRAFTSの新焚火台「マクライト」
炎を楽しみながら調理ができ、携行ではストレスいらず
ユーチューブでキャンプ道具のレビューやキャンパーらへの取材、ソロキャンプの動画などを紹介する「タナちゃんねる」(https://tanachannell.com/)を主宰するタナ氏、こと田中淳也氏が代表を務めるタナクロ(2012年設立 https://www.tanaqro.com/)のトウキョウクラフト(TOKYOCRAFTS)は、コダワリのモノづくりと独自のアイディアを活かしたギアやアパレル、調味料などを展開するアウトドアブランドです。ブランド初のプロダクトである焚火台「KUBERU」は、火床が傾斜した独創的な構造が話題となり、いまなお人気のロングセラーとなっています。
今回ご紹介するのは、その「KUBERU」に続く焚火台の2作目「マクライト」です。これはソロキャンプでも、グループキャンプでも快適&便利に使える新感覚の焚火台。その特長の第一は、30~40cmの市販の薪も自由に組める、広々とした火床を確保していることです。これにより、薪を燃焼効率のいい井桁(いげた)型にも、炎の美しい様が鑑賞できる合掌(がっしょう)型にも組めるのです。しかも、その火床の傾斜構造と左右のサイドパネルが防風役を果たして、熾火(おきび/火勢が弱まって燃え尽きた状態の薪のこと)や灰の舞い上がりを低減。また、火床に設けられた3本の梁(はり)を垂直に支える構造にすることで、加重にしっかり耐える設計にもなっております。
第二の特長は、付属のゴトクを用いることで調理が可能なうえ、そのゴトクの設置ポジションを変えることで火床との距離を2段階で調整できる点です。たとえば、炒め物などの際はフライパンを遠火に乗せ、速攻で湯沸かししたいときにはケトルを近火で、といった使い分けができます。
火床が広いと先述しましたが、それでいて折りたたむと、なんとバックパックに収まるくらいコンパクトになるというのも大きな特長です。そのうえ、とても軽量。これならソロキャンプの携行も超ラクラクですよね? しかも、セットアップは3つのパネルを組み合わせるだけでOKですし、使用後に灰を捨てる際には、片側のサイドパネルを取り外すことで簡単に処理ができるのです。
と、キャンパーたちにとって大助かりなアイデア&賢い機能がひとつになった、この新タイプの焚火台。聞けば、すでに4月入荷分まで予約が埋まってしまったという人気ぶりとのこと。これはもう、本格的なキャンプシーズンに向け、急いで予約しなければ!
ゴトクをスタンド、本体サイドパネルのどちらにも設置できる2Way仕様。左/ゴトクをスタンドに設置した状態。遠火で調理する際や、薪をたくさんくべて暖をとりながら調理する際などに。右/ゴトクをサイドパネルに設置した状態。熾火や、炭でじっくり調理したいときには、この方法で。ちなみに、どちらの設置においてもゴトクが不用意に落下しにくい工夫もなされている。
折りたたむと、長手がA3のそれよりも少し短い40cmに、短手はなんと、A4ファイルと同寸の21cmに! このコンパクト&スリムな長方形デザインに、余裕で片手に持てる本体重量794gが相まって、バックパックにしっかり収まり、楽勝で持ち運べるのだ!
焚火台「マクライト」
本体/
材質:SUS304ステンレス
火床部厚み:2mm
組み立て時サイズ:W36×H32×D40cm
重量:794g
ゴトク/
材質:SUS304ステンレス
厚み:2.5mm
重量:135g
本体&ゴトク/
収納時サイズ:W21×H2.5×D40cm
収納ケース/
素材:ポリエステル
製造国/中国
価格/9878円
購入方法:下記URLにて予約受付中 ※現状、お届けは2022年5月頃予定。
問い合わせ先/TOKYOCRAFTSカスタマーサポート https://tokyocrafts.jp/
※表示価格は税込
文/山田純貴