特集・連載
Let’s暖房代節約♪ リラックス度が倍増した「おうちダウン」
モノすごい機能で選ぶ冬の服 昨今進化が止まらない「モノすごい機能服」たちは、その性能を考えると冬を待たずに、“売り切れ→後悔”コースの逸材ばかり。「防寒」はもとより、「防止透湿」「発熱」「拡張」「伸縮」さらには、「抗菌」まで。時代の進化&人々の要望の中で爆誕しまくる最新鋭の機能服を、わかりやすく解説します♪ この記事は特集・連載「モノすごい機能で選ぶ冬の服」#17です。
なんだかんだ部屋でもOK。ダウン=モノすごい機能服だ
化学繊維が広く実用化されてはや50年超。それでもなお、体積当たりの保温力においてダウンに勝る素材は流通せず、極地におけるファーストチョイスとなっている。
その事実が、ダウン=モノすごい機能素材であることの何よりな裏付けだ。単に暖かいだけでなく、持ち前の軽く、ふんわりした触感がまた心地いい限り。それってつまり、部屋着としてもモノすごいポテンシャルを秘めている!?
日本が誇るダウンの盟主ナンガによるダウンTは、昨今増えたおうち時間を優しく包み込むホットなアイテム。表地は自然な肌触りのコットンを化繊ライクに織り上げ、また従来のダウンTよりもワイドシルエットに仕立てたことでリラックス度が倍増しています。
室内のちょっとした寒さ対策に重宝間違いなしで、じゃあなんで半袖なの?と思いきや、ちょっとした家事でいちいち袖まくりする煩わしさを考慮しての仕様だとか。羽織ってみればほら、ニクいくらいに温(ぬく)いんだよなぁ。
ダウンってどうして水鳥の羽なの?

水鳥は十分な浮力を得るため、また内臓を冷えから守るために、羽毛が空気を含みやすい構造に発達。この空気の層が断熱材となり、抜群の保温力を発揮する。ちなみに胸元フサ毛がダウン。猫や犬もこの部分の毛が一番モフってるでしょ?
ふんわり軽くてリラックス。これぞ現代版“着る暖炉”!
NANGA[ナンガ]
コットンダウンビッグティー
両裾にサイドベンツを設けたことで、着座の姿勢やスウェット、フリース等厚手の服の上に着用した際の脱ぎ着が容易に。このモノすごい配慮に拍手。リサイクルダウンの封入量は60g。他に黒も。11月中旬店頭入荷予定。2万5300円(ナンガ)
サイドベンツ入りだからこんな姿勢も余裕~♪
スティル バイ ハンドのスウェット1万5400円(スタイルデパートメント) サンディニスタのパンツ2万4200円(ベンダー) その他はスタイリスト私物。
リバーシブルの家用ダウンもあり
Allied Feather&Down[アライドフェザー&ダウン]
リバーシブル コンフォータブル ダウンカーディガン
数多くのブランドにダウンを提供する、今季注目な米国発の羽毛メーカーが手掛けた一着。裏面はポーラテック社製ハイロフトフリースで、素肌の上に羽織っても肌触り最高なヌクいヤツ! 4万1800円(三井物産アイ・ファッション)
リバーシブル
※表示価格は税込み
[ビギン2021年12月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。