右胸に財布が！ リーバイス®×ポーターのコラボ第2弾が登場

胸元に財布が装着できるから、楽チンで手ブラ外飯ができます

1990年代半ば～後半、裏原宿が発信地となったストリートファッションの一大ムーブメントにおいて、リーバイス®（Levi’s®／1852年、米・サンフランシスコで創業）の名品「501®」（1890年誕生）のヴィンテージと、ポーター（PORTER／（1935年創業の田カバンのメインブランド）の「タンカー（TANKER）」シリーズ（1983年誕生）は、そうしたスタイルを象徴するアイテムとして大変な人気を博しました。その盛り上がり具合たるやハンパなく、本誌でも毎号のように、それらを積極的に紹介したものです。

そんなストリートカルチャーの2大巨頭でもあるリーバイス®の人気アイテム「リーバイス® タイプⅡ トラッカージャケット（Levi’s® TypeⅡ Trucker Jacket）」と、ポーターのコラボレーション第2弾がこのたび、数量限定でリリースされました。

田カバンが創業85年を迎えた昨年（2020年）の秋に発売されたコラボ第1弾は、「リーバイス® タイプⅡ トラッカージャケット」（1953年誕生。胸元の1対のフラップポケットを特徴とするワークジャケット）の生地をデニムから、米空軍のフライトジャケット「MA-1」をモチーフに開発したオリジナル生地に乗せ換えて、「タンカー」の定番色であるブラックとセージグリーンの2色で展開。さらに付属の縦長ミニポーチをジャケットの右胸に取り付けて使用できるという、スペシャルな仕様にしたのです。

そして今回のコラボ第2弾はというと、生地は同じながら、カラーを「タンカー」の新色であるアイアンブルー（日本の伝統色である鉄紺の、上品で落ち着きある濃紺）、およびシルバーグレーに変更。また、付属の縦長ミニポーチは、よりコンパクトなウォレットに変えて、右胸装着時の見た目をより軽快なものにしました。

第1弾では「タンカー」の定番カラーの効果からかミリタリーライクなジャケットが出来上がったのですが、カラー変更によってよりワークな雰囲気に仕上がっています。ということで、両ブランドにさんざんお世話になっているという人にオススメなのはもちろんのこと、定番の変化球をお探しの人にも、コチラをぜひプッシュしたいと思います！

アイアンブルー（トップ写真）とシルバーグレー（写真上）の2色展開で、右胸に着脱できるウォレットも同素材＆同色となる。また、フロント、ポケットのフラップ、袖口の各スナップボタンは、前回がミリタリーらしく表地とマッチングカラーだったのに対し、今回はシルバーカラーで統一。これもまた、このジャケットをワーク風に見せるのに一役買っている。なお、両サイドに脇ポケットも備わって収納力もUPした。

ウォレットは「タンカー」シリーズの2つ折りウォレットをモディファイしたもの。ベルクロ付きコイン室をはじめ、紙幣が折りたたまずに収納可能な札室2室（ジップ付き、オープン式各1室）、カード室7室など多彩なポケットを搭載し、ウォレットコードなどが装着できるDリングも備えている。なお、ジャケットから取り外して、これ単体で使用することももちろん可能だ。

首元にリーバイス®の象徴であるツーホース・マークのレザーパッチを縫合。また、裏地のレスキューオレンジは、「タンカー」各製品に採用されている定番カラーだ。ちなみに、この色は誘目性（目を引きつける性質）が極めて高いことから救難色とされ、ミリタリーやレスキュー、ワーク、アウトドアなどさまざまな分野のユニフォームやギアに取り入れられている。

問い合わせ先／リーバイ・ストラウス ジャパン　☎ 0120-099-501
https://www.levi.jp/

※表示価格は税込

文/山田純貴