特集・連載
トラディショナル ウェザーウェアの“吸湿発熱”する暖房ツイード
モノすごい機能で選ぶ冬の服 昨今進化が止まらない「モノすごい機能服」たちは、その性能を考えると冬を待たずに、“売り切れ→後悔”コースの逸材ばかり。「防寒」はもとより、「防止透湿」「発熱」「拡張」「伸縮」さらには、「抗菌」まで。時代の進化&人々の要望の中で爆誕しまくる最新鋭の機能服を、わかりやすく解説します♪ この記事は特集・連載「モノすごい機能で選ぶ冬の服」#02です。
ゴワつき皆無で軽量! レイヤードも楽チン
ツイードといえば、英国カントリーサイドの厳しい冬を乗り切るために生まれたクラシックな防寒服地。雰囲気ある冬姿が築けることが魅力ですが、本格的なツイードはガシッと重く、生地感もゴワゴワしていて、たとえばジャケットや厚手のニットとレイヤードするとけっこう肩が凝るんですよね。
その点ご覧のコートは優秀です。いかにもツイードらしい味わいある表面感ですが、じつは意外と薄手で、着用すると驚嘆するほど柔らかく軽い! となると防寒性が気になりますが、これが中にインナーダウンを着用してるかのごとくヌクヌクな着心地なんですよ。
じつはこちらのコートは“ヒートツイード”と呼ばれる最新のツイード生地を使用。薄手ながら裏面に“吸湿発熱機能糸”を使用した二重構造になっており、衣服内の水分を吸収して発熱してくれるんです。
これなら真冬もインは薄手ニットで十分。英国のトラディショナル素材を気軽かつスマートに楽しみたいならコレです♪
![Traditional Weatherwear トラディショナル ウェザーウェア ヒートツイードシリーズ](https://www.e-begin.jp/begin_cms/wp-content/uploads/2021/11/c_mono_2112_saishinei_topics2_tw_heattweed_01.jpg)
表面に英国羊毛をブレンドしたツイード素材を使用しつつ、裏面に吸湿発熱機能糸を使用した二重構造の最新の機能ツイード。より冬場を快適に乗り切るために開発された生地で、ナチュラルなストレッチ性があるため着心地も楽チンなのだ。
クラシックに見えて軽い&発熱します
Traditional Weatherwear[トラディショナル ウェザーウェア]
ヒートツイードシリーズ
ロングコートのほか、ジャケットも2型展開。どれも渋めのブラックウォッチ柄ゆえ大人っぽく着られる。コート6万9300円、下写真・右/ジャケット5万9400円、下写真・左/ジャケット5万3900円(トラディショナル ウェザーウェア 青山店)
※表示価格は税込み
[ビギン2021年12月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。