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東京五輪以降、さらに人気を増した「スケートボード」。堀米選手をはじめとした、日本勢のメダルラッシュの効果もあってか、心なしか街にもスケーターが増えているような気がするし、90年代の一大ブームを経験した世代はもちろん、大活躍した選手たちと同年代であるZ世代的にも、やはり気になってしまいますよね。とはいえ、実際に始めるのは、ハードルがやや高め。ならばモノ・ファッション誌ビギンならではの視点で。まずはスケートボードシューズ、通称スケシューを履いて、スケーター気分を味わってみればいいじゃない!

ってなワケで、この連載では定番から新作までブランド別にスケシューをご紹介! いずれもスケボーに対応するクッション性がありグングン歩けるし、カルチャーを感じるデザインに男心も掴まれる。とはいえ、一口にスケシューといっても種類はマジで豊富。「ぶっちゃけ、合わせ方がわからない…」なんて方に向けて、ビッタビタにハマるスタイリングもご紹介!

いつもの装いにプラスするだけで、テクニカルなトリックよろしく、ちょうどいい塩梅の小技が効いた装いに。街でもスベらないゴン攻めな大人ストリートスタイルが簡単に出来上がるのがスケシューの魅力。ってわけで、第1回目の今回は、スニーカーの王道「NIKE」のスケシューライン「NIKE SB」からはじめてみましょう♪

NIKE SB


スニーカーはもちろん、バッシュなど様々な名作を生み出してきた「ナイキ」は1997年頃からスケートボードシューズの生産をスタート。「ナイキ SB」は2002年に「ZOOM AIR インソール」を搭載したスケシュー専門ラインとしてローンチされた。当時から圧倒的な履きやすさとストリートファッションに映えるデザイン性が話題に。世界中のプロスケーターにも愛用者が多く、彼らとのコラボレーションモデルも多数展開中。

即完確実⁉︎“ミイラ”モチーフの一足
NIKE SB DUNK LOW PRO PRM(ベージュ)

「ナイキ SB」を代表する「SB ダンク ロー」。2000年代のスニーカーブームを牽引し、スケシューをファッションへ昇華させた一足といっても過言ではない大人気モデル。1985年に発売されていたバスケットボールシューズ「ダンク」をベースに、インソールにはナイキ独自開発のクッショニングシステム「ZOOM AIR」を採用しています。非常に軽量な薄型設計にも関わらず、衝撃吸収性に優れ様々な方向の動きに対応。歩く際、地面から押し出されるような感覚。本作はそんな1足の2019年に発売された”Night of Mischief Halloween”シリーズの最新作。ミーラからインスパイアされたデザインで茶目っ気たっぷり。暗闇で光る蓄光素材がソール部分などに使用されており、一度夜の街に繰り出せば自ずと注目の的になること間違いなし!

“ダンク”をワードローブに落とし込むなら……バラクータが主役のワントーンコーデ

バラクータのブルゾン5万7200円(バラクータ カスタマーサービス)  ニッチジョーのスウェット9900円 コノロジカのパンツ3万800円(共にHEMT PR) ロバート ピー.ミラーのカットソー7150円(ドリームワークス)

赤の差し色が効いたトラッドテイストの着こなし。バラクータジャケット×スウェットのスタイルは一歩間違えるとオヤジ臭が漂ってしまいますが、上品かつ今っぽさも演出できる玉虫色のワイドパンツを合わせて上手に回避。普段であれば、鉄板のコインローファーで締めてキレイにまとめたいところ。しかし、パンツの裾の太さを考慮して、シューズもボリューミーなスケシューにしてみるってのも良さそうでじゃありません?

トラッド感を足元でスイッチ!

アッパーにスパイダー刺繍

そこでダンクの出番。厚タンを持ったバスケットシューズ由来のボリューミーなシルエットがちょうどいいんです。オマケに今作はハロウィンモデルで、ほう帯を連想させる個性的なデザインも兼ね備えているので、赤のスウェットのインパクトにも負けず、足元までパンチの効いたスタイリングに。真面目に紳士風でまとめるのもいいですが、ちょっとスタンスを変えてみると頭ひとつ抜けたお洒落を楽しめますよ!

ナイキ初のバッシューにテイラー流エッセンス注入
NIKE SB ZOOM BLAZER LOW PRO GT(BLACK)

 

「ブレーザー」は1972年に誕生した「ナイキ」初のバスケットボールシューズ。その優れたグリップ力と耐久性に注目が集まり、発売直後スケーターからの支持も獲得。2000年代前半には「ナイキ SB」からアレンジモデルが続々とリリースされるようになりました。こちらは世界TOP10のスケーターの1人として呼び声高い、「グラント・テイラー」のシグニチャーモデル。履き口のシルエットがプレイによって型崩れしないようミッドソールとアッパーの間に通常よりも高めの位置でテーピングを施すなど、耐久性を向上するための工夫がいくつも加えられており、普段履きでも抜群の安定感をもたらします。

“ブレーザー”をワードローブに落とし込むなら……ロングコートを大人のコーチジャケット風に楽しむべし

スケシューにはストリート系スタイルが似合うのは言わずもがな。とはいえ、ちょっとカジュアルすぎるな~という方も多いはず。そこで、フーディー×ジョグパンに、重厚感のあるマッキントッシュのダンケルドを合わせてみましょう! いつもとはスタイルを変えて、コーチジャケット風に着こなすのが肝。上品なアイテムながらも遊び心のある、大人のストリートスタイルにまとめることで、上品さとラフなストリート感を両得。また、ブレーザーのオーセンティックな面構えながらも、スッキリとしたシェイプで都会的な装いにもマッチ。洗練された風貌は、クラシカルとスポーティーの仲介役として不足ない立ち回り。サイドを駆け抜けるスウッシュやヒールにプリントされたブランドロゴも良きアクセントになり、お洒落度も増し増しです! 

アウトドアテイストがプラスされた最新作
NIKE SB SHANE PRM(BLUE)

精密なコンビネーショントリックが持ち味のテクニカルスケーター「シェーン・オニール」。そんな彼のシグニチャーモデルとして、2020年にリリースされた「シェーン」のプレミアムバージョンがこちらの一足。スウェードとキャンバスを組み合わせたクラシックなボディに、フェルト素材の履き口やロープ状のシューレースをセット。その様はビンテージのハイキングシューズのよう。もちろんオリジナル同様にパフォーマンスを追求して構築された超軽量型。ソールには耐久性が魅力のバルカナイズド製法を採用しているので、履き込まずとも馴染みは最高です♪

“シェーン PRM”をワードローブに落とし込むなら……本格派フレンチワークの足元アクセントに

「シェーンPRM」はフェルト製の履き口やロープシューレースを使用したアウトドア風味が強い一足。加えて今回チョイスしたのはブルー。一見するとアクが強過ぎる気配もしますが、ブラウンやネイビーと相性が良くモッサリしがちな秋冬コーデのアクセント付けに最適。フレンチモールスキンのダブルジャケットがメインのフレンチワークスタイルに。武骨な印象のある装いも軽快な印象が加わり新鮮。アウトドア感をそのまま生かすなら、フリースパンツなどと合わせても良さそうです。また太陽とモデル名のイニシャル「S」を掛け合わせたロゴもユニーク。合計3箇所に施されており、スニーカーのスペシャル感も3倍増し!

【掲載スニーカーのお問い合わせ先】
NIKE カスタマーサービス
☎0120-6453-77


写真/星川 洋嗣 文/妹尾 龍都 スタイリング/コダン

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