特集・連載
ナナミカ 野村剛司さんをめぐる、これからのシン・スタンダードとは #006
100人をめぐる、これからのシン・スタンダード モノを持たない風潮の今、本当に価値のあるモノってなんだろう? 身の丈に合わないモノはいらないし、ファストな使い捨てモノなんてもっといらない! とはいえ一切無駄を省いた生活もなんだか味気ないような……。大切なのは、何を所有するかよりも、どう向き合うかという視点。モノ選びの賢人たちは今、何を選び、どんなライフスタイルを志向するのか? 100人への取材を通じて、これからのスタンダードを探ります。 この記事は特集・連載「100人をめぐる、これからのシン・スタンダード」#06です。
「在宅ワークの不便も救うナイスバッテリー!」
ナナミカ ゼネラルマネージャー 野村剛司さん
灯油ランタンを灯し、焚き火で暖をとる……クラシックなキャンプスタイルを追い求めていた時期もありましたよ、もちろん。古きよきギアは手間がかかるのも醍醐味だし、何より機能性を物語る佇まいはムードを高めてくれる。
でも、子どもを連れて行くようになって少し意識が変わってきました。男の子3人ですから、そりゃあ荷物も増えるし大忙し。で、思い至ったのがこのポータブル電源。見た目に惹かれ去年入手して以来、もう頼りきりなんです。
冬は電気毛布を繋いでキャンプや子どものサッカー観戦で暖をとり、夏はサーキュレーターを繋いで車内やテント内を冷却。コーヒーメーカーや湯沸かしポット、炊飯器を持ち込んでキャンプ飯を充実させることもありますね。
自分たちの服作りにも同じことが言えるんですが、クラシックなムードは大事にしつつ、快適性が求められるところは最新の機能に頼る、というのが今求められてることだと思うんですよね。
パワーアークを導入してからというものキャンプが今まで以上に快適に。2泊は余裕でこなす大容量で災害の備えとしても優秀なんです。ちなみに、自由に出社できないこのご時世、テレワークの電力源にも最適。ウルサイ自宅を飛び出して、車内ズームも捗ってます(笑)。
PowerArQ[パワーアーク]
ポータブル電源 パワーアーク2
電力容量500Whを誇り、一般的なAC出力(コンセントタップ)を2つ、USB出力も5つ搭載。天面ではワイヤレス充電も可能。W24×H19.1×D19.5cm。「PowerArQ2」5万9800円(Smart Tap カスタマーサポート)
ナナミカ ゼネラルマネージャー
野村剛司(のむらたけし)
1971年生まれ。ファッションと機能性を融合させたオーセンティックなアパレルを生み出すナナミカのキーマン。多いときは月に2~3回、愛車に家族を乗せてキャンプに繰り出す根っからのキャンパーだ。
※表示価格は税込み
[ビギン2021年9月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。