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TISSOT ティソ PRX オートマティック シルバーグレーダイヤル×ローズゴールドPVDベゼルタイプ

最長80時間ロングパワリザが自慢のオリジナル自動巻きムーブメントを搭載

伝統的な機械式に代り、クォーツ式が腕時計の主流となって市場を拡大しつつあったさなかの1978年、スイスウォッチの名門ティソ(TISSOT/1853年、ヌーシャテル州ル・ロックルにて創業)はトノー型ケースにブレスレットを一体化させた、当時としては非常に斬新なクォーツモデルを発表。その時計は今日、スポーティエレガントとカテゴライズされる時計デザインに大きな影響を与えました。

それから43年の時を経て、今年2月に発売された「ティソ PRX クォーツ」は先のモデルを再解釈し、アップデートが図られたモデルとして話題となり、’70年代後半のレトロでクールなデザインが好評を博しております。が、「やっぱり機械式タイプが欲しい!」との声が時計好きたちから上がり、その要望に応えるカタチでこのほど、待望の自動巻きモデル「ティソ PRX オートマティック」が発売される運びとなりました。ちなみに、モデル名にある「PRX」の「PR」は「Precise and Robust(高精度かつ堅牢)」から、「X」は10気圧防水の10をローマ数字のXで表したものだそうです。

デザインにおいてクォーツタイプと異なるのは、文字盤に立体的なエンボスド・チェッカード・パターンが採用されたこと。この高級感ある文字盤にアプライドインデックスを配置したことで、フェイスに奥行き感がいっそう増したかと思います。また、6時位置の「PRX」の文字の下に記されている「POWERMATIC 80」は、搭載されているティソ自慢のオリジナル自動巻きムーブメントの名称。ここから推察できるとおり、これは最長80時間のロングパワーリザーブを実現した高精度ムーブメントなのです。

写真上は、その新作のシルバーグレー文字盤タイプです。ベゼル、時分針、インデックス、デイトウィンドウにローズゴールドPVD加工が施されていて、これにより、見た目の’70年代風味が増し増しに! 奇しくもこのところ、’70年代や’80年代のデザインが見直されているようですが、そうした時代を直接体験した人にとってはナニゲに懐かしく、一方、若い層には当時のトレンドだったレトロフューチャーなたたずまいが新鮮な、この「ティソ PRX オートマティック」はまさに今、絶対マークしておくべき時計といえましょう!

TISSOT ティソ PRX オートマティック シルバーグレーダイヤル×ローズゴールドPVDベゼルタイプ

ケースバックからうかがえるムーブメント「パワーマティック 80」には、精度に重要な役割を果たすひげゼンマイに、スウォッチ グループとオーデマ ピゲが共同開発したチタンベースの非磁性合金「ニヴァクロン(Nivachron™)」が使われている。これは耐磁性を備えるうえ、温度変化によるひげゼンマイの変形を起因とする誤差の発生も最小限に抑えるハイテク素材なのだ。

TISSOT ティソ PRX オートマティック シルバーグレーダイヤル×ローズゴールドPVDベゼルタイプ

コチラは、エンボスド・チェッカード・パターン文字盤や自動巻きムーブメント「パワーマティック 80」搭載などデザイン&スペックは「シルバーグレーダイヤル×ローズゴールドPVDベゼルタイプ」(トップ写真)と同様ながら、インデックスからブレスレットまでをステンレススチールで統一した、よりシックなタイプ。自動巻き。10気圧防水。ケース径40mm。ブラック文字盤もあり。各8万2500円(2021年9月1日発売予定)。

ティソの
「ティソ PRX オートマティック シルバーグレーダイヤル×ローズゴールドPVDベゼルタイプ」

駆動方式:自動巻き
防水性能:10気圧
ケース径:40mm
ケース素材:ステンレススチール
バンド素材:ステンレススチール
価格:8万5800円
発売日:2021年9月1日予定

問い合わせ先/TISSOT ☎ 03-6427-0366
www.tissotwatches.com

※表示価格は税込


文/山田純貴

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