特集・連載
北欧インテリア AtoZ【I】イルマリ・タピオヴァーラ
知ってれば貴方も北欧ツウ♪ 隠れた巨匠「イルマリ・タピオヴァーラ」
北欧インテリア A to Z 米国のミッドセンチュリー家具とかなら馴染みはあるけど、北欧インテリアって正直よくわからん……って人は、本特集を見れば即マスター!! シンプル&モダンな北欧デザインはどんな部屋にもハマるし、もともと日照時間が短くおうち時間を大切にする北欧の人たちの“よい家具を長く大事に使う”精神が宿る名作たちは、ひ孫の代まで愛されるはず♡ この記事は特集・連載「北欧インテリア A to Z」#10です。
アアルトと並ぶ隠れた巨匠イルマリ・タピオヴァーラも忘れるな
「富士山の次に高い山は?」答えられない人が多いように、当時のフィンランドはアアルトの存在が大きすぎたよう。
その功績とは裏腹に、彼の陰に隠れがちな同世代の巨匠、イルマリ・タピオヴァーラを知ってれば貴方も北欧ツウ♪なかでもヘルシンキの学生寮のために彼が手掛けた「ドムス チェア」は名作中の名作。フィンランドのお洒落なカフェでもよく使われているそう。
Artek[アルテック]
ドムス チェア
1946年に登場、フィンランドを代表する椅子「フィンチェア」の愛称で呼ばれる。三次元に曲線を描く座面は長く座っても疲れにくく、短い肘掛けは机に引き寄せやすい設計だ。W58×H79(SH44.5)×D54cm。9万2400円~(アルテック)
ヘルシンキの学生寮「ドムス アカデミカ」用に制作

Ilmari Tapiovaara(イルマリ・タピオヴァーラ)
country:フィンランド
※表示価格は税込み
[ビギン2021年8月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。