特集・連載
テントの固定だけなんてとんでもない!「ペグテク」10の使い方
アウトドア技&豆知識 みんなが喜ぶテント持ってる? おいしくステーキ焼ける?? スマートに焚き火できる??? 気軽に飲みにも行けない今日この頃、家で動画も飽きてきたし……、もうこうなったらキャンプ行こう!! と思い立ったはいいものの道具もなければテクニックも知らないし、どうすりゃいいの~!? テントや焚き火台をネット検索してみたら最後、種類多すぎてどれ選んだらいいかわからないし(涙)。そんなビギナーも、読めば、キャンプ場のヒーロー確実! 家族の前で、仲間の前で、彼女の前で、絶対に恥をかかせません!! この記事は特集・連載「アウトドア技&豆知識」#07です。
ペグを制する者はキャンプを制する!? 実際、キャンプ場でペグ使いが上手な人は絶対ナメられませんしね。秘めたペグの可能性を知り、アウトドアの所作を極めましょう。
トップクラスの頑丈ペグならどんなテクニックにも応える
TEPPA[てっぱ]
シェルター ステイク 220
アウトドア用品の輸入代理店から生まれた、金物を中心に製作する「モチヅキ」のオリジナルブランドの傑作ペグ。スチール棒をプレスすることで、最強の硬度を実現した。燕三条の職人によるハンドメイドで、ハンマーの打ち込みやすさなど、設計も細部に至るまでこだわり抜いている。日本製。Φ7×220mm 352円(モチヅキ)
[1]テントにペグを打つ角度は45度~60度
ペグは垂直ではなく、斜めに打つとロープにテンションがかかり、テントをしっかり張れる。張りが緩いと素人とバレるので要注意。
[2]ペグを抜くときはペグを使う
抜くのに時間がかかってしまうとカッコわるいことも……。ペグの先端にペグを引っ掛けて抜くとあらびっくり、気持ちよくヌケる。
[3]ロープに吊るして防犯対策♪
ロープにペグを4本吊るせば誰かがテントに侵入しようとしたとき音が鳴る仕組み。風で音色を奏でるから風鈴としても悪くないはず。
[4]飛ばないようにチェアを固定する
ライトウエイトなチェアは使いやすい反面、すぐに倒れがち。チェア脚にペグを引っ掛けて打ち込むと、強風時も涼しい顔ができる。
[5]テーブルのガタツキ調整
フロアがガタついていて、設置したテーブルが不安定なら、脚の下にペグを打ち微調整。石とかでもいいけど、ペグなら安定感は抜群。
[6]ブーツに挟まった小石取り
車に乗る前にはペグの先端を使って、靴裏の小石や泥を落とそう。フロアマットや、帰りに立ち寄った店の床も汚さずスマートだ。
[7]4本使ってマキ専用台
マキを地面に直接置くと湿気たりするから管理はクールに。交差したペグを2点用意してその上に置くと、マキシマムに映える!
[8]3本使いでシェラカップ置き
地面の一点に3方向からペグを打てば、シェラカップ置きに。熱くても難なく置けるし、椅子横にセットすれば猛者にしか見えない。
[9]風情極まるランタン吊るし
薪の上と横にペグを打ち、上のペグはロープを使って木に掛けて、横のペグにランタンを。サラッとこなせれば、女子も喜んじゃう!?
[10]夏にウレシイ蚊取り線香台
僕らを守ってくれる蚊取り線香。備え付けの台で適当に扱ってない? 2本のペグを地面に差して取り付けると、存在感も出るぞ。
※表示価格は税込み
[ビギン2021年6月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。