特集・連載
ボクにとって運命の出会い♡「あの“作家”から買いたい!」KANSAI NOGUCHI編
お洒落な人が好きな“器”が見たい! SNSにアップされている美味しそうな料理写真の数々。料理はともかく、盛り付けられているその器、どこの〜?ってこともしばしば。そこで今回は“器”に焦点を当て、お洒落に敏感な業界関係者にリサーチ! すると、さっすがセンスのいいチョイスばかり(驚!!)。いつもの手抜きご飯も、器を替えるだけで映える料理に!? この記事は特集・連載「お洒落な人が好きな“器”が見たい!」#05です。
ジャンルはいろいろあれど、「オレはあの作家が好き♡」。そんな作家の指名買いの作品を愛用している器好きもいます。話を聞いてみると、こういう器選びもオツなモノ!
好きな作家を紹介してくれたのは
MIYAMOTO SPICE 代表 宮本哲明さん
多彩な人気ブランドのPRを担当。カンサイノグチの作品に出会って以来、氏の花器を使って、花を生ける趣味も増えたとか。
宮本さんの好きな作家
KANSAI NOGUCHI
「実用性だけでなく、使って気分が上がる豊かさも味わえる」―宮本さん
「彼がミュージシャンの頃から知り合いで、陶芸家に転身してからJOMONシリーズを見せてもらうと、伝統工芸のイメージとは違った新しい作風が感じられました」。
「縄文土器のざらついたテクスチャーに、ジャクソン・ポロックのアクションペインティングのような彩り。これはおもしろい!と購入したら、実用性に加え、使っていて気分が上がり精神的な豊かさも感じられる。彼の湯呑みでコーヒーやお酒を飲むひとときは至福の時間ですね」(宮本さん)
KANSAI NOGUCHI
東京都八王子市にアトリエを構え、太古の歴史と現代の技術を融合した、クラシカルでモダンな独自の世界観で知られる作家。縄文土器にインスピレーションを受け、釉薬で彩るJOMONシリーズが代表作だ。
「縄文土器のような質感に、淡いピンクの彩り、ペインティングのようなデザインが最高ですね!」と宮本さん。食器の他、花器も愛用の一品。8800円~(ブランデット ショールーム&ストア)
https://www.kansainoguchistudio.com
※表示価格は税込み
[ビギン2021年5月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。