今どきセカンドウォッチは34mm前後 が欲しい!の基本
デカ厚時計の存在感もいいんですが、肩肘張らない今どきスタイルにはトゥーマッチに感じることも多いような。実際お洒落さんの手元も最近は小径時計が目立ちますよね。
なかでもよりツウっぽく見せたいならご覧の3本がおすすめ。33mmor34mmと極端な小径に加え、ローターのない手巻きゆえに厚みも抑えられ、まんまアンティークのようなプロポーション。休日のセカンド時計なら、このくらい振り切ったほうが面白いんじゃないでしょうか?
巨匠デザイナー作だったり、名機の復刻だったりと、語りどころ満載なのも嬉しいポイント。自分でカリカリとゼンマイ巻かなきゃ動かないのもこの時代にかえってオツですし、セカンドのつもりが気づけばファーストに、なんてことも十分考えられますよ♪
33mm
HAMILTON[ハミルトン]
カーキ パイロット パイオニア メカ
’73年製の英国空軍用モデルを復刻。ちょこんと小ぶりゆえミリタリー時計の無骨さが中和され、いろいろな装いにスッと馴染む。80時間の標準持続時間を適えた手巻きムーブ搭載。SSケース。NATOストラップ。 9万6000円。(ハミルトン/スウォッチ グループ ジャパン)
薄くてコンパクトな機構だから休日着にスッと馴染む♪
34mm
TIMEX[タイメックス]
マーリン
’50年代半ばに発売され大ヒットした、防水・防塵・耐衝撃性能を備えた時計「マーリン」の復刻版はコスパも秀逸。小径も味方し、手元を知的かつセンスよく彩るミッドセンチュリーデザインの傑作だ。手巻き。SSケース。カーフベルト。3万8000円。(ウエニ貿易)
34mm
MAXBILL BY JUNGHANS[マックスビル バイ ユンハンス]
027 3701 00
“バウハウス最後の巨匠”によるデザイン。ドーム型風防と調和するよう文字盤や針を湾曲させるなど、完璧な機能美が貫かれる。自動巻きもあるが、より小径が欲しいならこの手巻きで決まり。SSケース。カーフベルト。11万円。(ユーロパッション)
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年11月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。