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これまでの日本のデニム作りを新しい次元に進めようと取り組んでいるジャパンブルージーンズの「エシカル」シリーズ(詳しくはこちら)。今回は、次第に暖かさを増してくるこれからの季節に重宝する「エシカル」シリーズのトップスを改めて紹介します。

定番のGジャンは加工やパッチまでエシカル


「エシカル」シリーズのデニム生地は、洗いに使用する水を大幅に削減して作られています(従来の80%削減も実現が近いそう)。原料となるコットンは、栽培から収穫まですべての工程が手作業で行われ、品種改良もされていないコートジボワールコットン。「デニムの原点」と評される素朴な風合いは、コードジボワールの農業サポートをするところからはじまったものなんです。

前置きが長くなりましたが、このGジャンには、そんなエシカルなデニム生地が使われているんですね。デザインはフラップポケットをシンメトリーに配したいわゆる2nd型を踏襲。ほどよくすっきりしたシルエットは、細いパンツから太いパンツまでバランスよくキマり、春の着こなしに効いてくれるハズ。


ちなみに、右の加工モデルはオゾン加工を用い、加工工程でも水の使用量を従来の3分の1に抑えているんですって。
ワンウォッシュ2万2000円。オゾン加工2万8000円。


加工モデルに採用されているオゾン加工。前後に濡らしたり、洗い流したりするために水を使うが、加工自体には一切水を使用しない。この自然な加工感は試行錯誤の賜物。


ヴィンテージのオリジナルにも、同社の従来のデニムジャケットにもないハンドポケットを増設。Gジャンを着ると必ずと言っていいほど感じる、あの手のやり場に困る瞬間……本作は、そのちょっとしたストレスを解消してるってワケ♪


ハンドポケットに加え、インナーポケットも。インナーポケットはデニムをリサイクルした生地を使用している。


パッチは、革パッチならぬリンゴの皮パッチ。廃棄されるリンゴの皮と芯を再利用したものなんだとか。

淡色に惚れる!! コートジボワールコットン×草木染めのTシャツ


お次はTシャツ。もちろんこちらもコートジボワールコットン100%の24ゲージ編みニットを採用。ムラ糸を使った素朴な風合いと柔らかな着心地を楽しめる定番Tシャツに、日本伝統の草木染めを施しました。
自然由来の染料
インド藍やベンガラ、桑の葉やザクロなど、自然由来の環境に優しい染色法で染められたTシャツは淡い色合いが特徴で、春らしい爽やかな着こなしにぴったり。シャツのインなんかでチラリと覗かせるだけで、フレッシュな印象をプラスしてくれます♪
全5色展開。各8000円。


首元には再生ポリエステル製の織りネーム。裾にはコートジボワールコットンのタグが付属する。


左から順にサックス(インド藍)、ライトグリーン(桑の葉)、ベージュ(ザクロ)、オレンジ(ベンガラ)、レッド(ベンガラ)。草木染めの淡い色合いは主張控えめゆえ、いつものTシャツ感覚で取り入れられてナチュラルに馴染む。

 
問い合わせ先/
ジャパンブルー
☎086-486-0002
https://www.denimlabo.com/japanbluejeans-about/

 

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※表示価格は税抜き


文/編集部

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