特集・連載
アイコニックなヒーローをオマージュ! 日本の目利きと確かな技術が冴え渡る男前シャツ
通が欲しがるニッポンの傑作 「メイド・イン・ジャパン」といえば最"優"品質を保証する目印。家電、自動車、カメラ……世界が驚愕した名モデルは数あれど、日本人だからこそ、ビギンだからこそ提案できる通自慢な傑作があるんです! わかっている人こそ「スゴイーデスネ」と欲しくなりますよ!! この記事は特集・連載「通が欲しがるニッポンの傑作」#05です。
生き様にまで思いを馳せられるシャツ
羽織るだけで、気分は男前!? アイコニックなヒーローをオマージュしたシャツも、日本の目利きと確かな技術が冴え渡ります!
モヒートの代表作、アブサンシャツは文豪・ヘミングウェイの愛用したオープンカラーシャツがイメージ。もとは米国製でしたが、きめ細かいディテールを表現するため’16年から日本製に。アロハでもサファリでもない、男らしさと品が同居し、近年の開衿トレンドをリードする存在となりました。
そして昨年、話題をかっさらったオーベルジュのセルジュシャツ。希代のモテ男、セルジュ・ゲンズブールが愛用したシャツを再現し、特徴は極端な小衿。
羽織って衿を立たせると、まるでゲンズブールのこなしのように嫌みなく立ち上がるサマは、現代の服好きからモテモテ♡ 日本の繊細な仕事ぶりも、伊達ではありませんね!
【巧】開衿の開き具合はヘミングウェイそのもの
MOJITO[モヒート]
アブサンシャツ Bar2.0
アブサンとは中毒性の高いお酒。シャツ名には、一度着たら虜になる着心地、という意が。日本製に移行したBar.2.0は、Versionをお酒にちなんでもじったもの。ハードマンズリネン素材で、柄もオリジナルのブランド10周年記念モデルだ。2万8000円。(カゼドラル 銀座)
ヘミングウェイがプチビスポークしていたと考えられる、開きが深い第一ボタンは忠実に踏襲。アイルランド・ハードマンズ社の最高級リネンを使い、品のいい光沢があってコーンプリントも鮮やか。メゾン コルニションのカットソー9200円。(ビームス 六本木ヒルズ) メイク センス ラボラトリーのパンツ1万8000円。(トリプル.アーチ.ワークス)眼鏡はスタイリスト私物。
ヘミングウェイといえばオープンカラーシャツ
AUBERGE[オーベルジュ]
ピローL/S
セルジュ・ゲンズブールが晩年によく着ていた、極端に小さい衿のワークシャツがモチーフ。こちらは’60年代のピエールカルダンのシャツをヒントにしたラグランタイプ。超高密度コットンのマットな質感が、大人っぽい。2万9000円。(ホワイト/スロウガン)
ゲンズブールが着こなしたワークシャツが日本で復活
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年5月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。