特集・連載
マフラー、ストールが上手く巻けない人のための“巻きテク”講座【初級編】
冬の首元・虎の巻 「冬が~始まフンフ~ン♪」と懐メロが脳内リフレインして胸はキュン♡、体はブルッと震える寒~い季節。目当てのアウターやニットをゲットし、冬の装いはもう準備万端!という人はちょいとお待ちを。冷えやすい首元を暖かく、コーデのすき間をお洒落に埋めてくれる「巻きもの」も揃ってこそ、万全の態勢といえるでしょ? 巻きたいけどうまく巻けない……と敬遠しがちな人も、この虎の巻を読めば苦手意識を克服できちゃいますよ。さぁ、あなたもレッツBE“巻き玄人”! この記事は特集・連載「冬の首元・虎の巻」#06です。
せっかくマフラーやストールを手に入れても、うまく巻けない! 巻き方のレパートリーが少ない……(泣)。そんな人のために、各界のファッション賢者に学ぶ、こなれて見える巻き方を難易度別にご紹介。まずは初級編として、英国紳士とカリスマモデルに学ぶ巻き方を伝授! 手順に従うだけで、即“巻き玄人”になれちゃいますよ。
真の英国紳士に学ぶチャールズ巻き
マッキントッシュ フィロソフィーのマフラー1万円(SANYO SHOKAI カスタマーサポート)
超簡単ながら、英国紳士のような気品を薫らせることができるのがチャールズ巻き。ポイントは“垂れ”の長さ。短すぎず、長すぎず、着こなしに合わせてちょうどいいバランスになるよう調節すべし。
言わずと知れた英国の王族であり、英国の伝統的な紳士の着こなしを体現する洒落巧者。カッチリとしたアウターに、ラフに巻いたマフラーで抜け感を加えるのが皇太子流。
【Step1】
マフラーを首に掛け、片側が長くなるように垂らす。
【Step2】
長くとったほうを肩に掛けるよう、ぐるっと後方に巻けば完成。
チャールズ巻きの完成!
唯一無二のカリスマモデルに学ぶケイト巻き
ザ イノウエ ブラザーズのストール1万6000円(エストネーション)
首周りに一回転巻きつけるだけという、シンプルな巻き方。それゆえに“どう巻くか”が重要なポイントに。首元はふわっと&左右で先端の高さをズラしてニュアンスをつけるのが洒落見えするコツだ。
ファッションモデルのケイト・モスは世界が認めるお洒落番長。ファッションスナップでは、シンプルな着こなしのアクセントに巻きものを駆使した姿が頻繁に紹介されている。
【Step1】
マフラーの中央が首元にくるよう持ち、前方から背中へと掛ける。
【Step2】
端を片側ずつ前方に巻き入れ、首元がふわっとなるよう調整する。
ケイト巻きの完成!
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年2月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。