今、使える!定番 オールタイムベスト100 昨年の30周年を終え、Beginは31年目に突入(多謝♡)。これからもずーっとBASI Cを追いかけ、定番大好きな皆さんがハッ!としてグッ!! とくるブツ欲MAX名品を紹介していく所存です。ってなワケで、今回の周年記念号はその熱~い気持ちを込めて“今、使える!!” 100アイテムを厳選紹介♪(悩みました……) そう、いわば、BeginのBASICのBEST盤なワケ! 安室ちゃんにだって負けてられない!(笑)他誌じゃ絶対読めないオールジャンルの「欲しい♡」をどどっとご堪能ください。
“今、コレが欲しい!”の決定版! 31年目、[BASIC]を“分解”して見えてきた…… 今回、我らの大好きなBASICを5つに分解! 各ジャンルで掘り下げた“いいものプロファイル”をご堪能ください。
BRAND 31年目に見えてきたBASICの“コレ”が欲しい! 今欲しいベーシックを語るうえで、これまでベーシックを創造してきたブランドへ目を向けるのは当然のこと。まずはビギンがどこより取材を重ねてきた殿堂ブランドの、BASICの最新形態に迫ります!
ALWAYS “定番”の30年分が10分でわかる!! 定番ジャンルのヒットの変遷を、30年分のビギン誌面でサクッとおさらい。読めばトレンドがいかに移ろいやすいか、よーくわかっていただけるはずです。ずっと旬な男でいたいなら、今後も愛読よろしく!
STYLE セレクトショップ着こなしサミット【開催】 ベーシックの旬を知るには? 近道はやはりセレクトオリジナル。そこで人気セレクトの皆さんにオリジナルアイテムを持ち寄ってもらい、今どきの鉄板スタイルを考えました!
IDEA 発想の勝利でベーシックが昇華! お馴染みのブランドや定番アイテムも、ちょっとした工夫や発想の転換によって“今欲しい!”モノに早変わり。そんな安心感と新鮮味、使える機能を備えたアイテムをご紹介!
BORN IN U.S.A 今一番フレッシュなアメリカもの教えます! ポップなイエローのカップから飛び出しているアメリカ製品を見て、あれ!?別に目新しいモノなくね? なんて思ったアナタ、ちょっと待って!アイビーファッションにアウトドアギア、ミッドセンチュリー家具と、確かにオーセンティックなブランドだらけなわけですが……、今まで見てきたのとなんか違う!?と思いません?そう、本特集で扱うのは、今一番ワクワクする“老舗の新鮮”。例えばほら、イエローのカップは19世紀から続くバウアーポッタリー製ですが、どこか「いつもと違う」でしょ?……というわけで、2018年、一番フレッシュなアメリカ、お届けします!
アイビー=堅苦しいと思ってない? 超正統ポロカラーシャツは今、カスタムで作るクレイジーな時代なのだ! アイビー再燃!の今季ですが、「なんか堅苦しそう……」なんて思ってない? だとしたら大間違い。アイビーの代名詞たるブルックス ブラザーズのポロカラーシャツだって、こんなクレイジーなんですから! このシャツが生まれたのは’70年代。工場の見習い職人が練習で作った端材のツギハギシャツを見た役員が「これは楽しい」ということで、そのままファンシャツと命名(笑)。加えて今年からは、パターンカスタムできるというのだから驚きです。しかも、昔ながらのハンドメイド・イン・USAで! 超正統派ブランドの、文字通りクレイジーな試みに要注目です!!
約100年前のアウトドアブーツを復刻してみたら…… あれ!? スニーカーみたいに歩きやすい! さすがアウトドア大国アメリカでは、100年前のブーツもカッコいい! というわけで、レッド・ウィングが掘り起こしたアーカイブがこのアウティングブーツ。スニーカーがなかった1920年代、ハイキングや屋外の余暇スポーツ用に作られた正真正銘のアウトドア靴なんです。しなやか革のアンラインド&先芯なしのフラットボックス仕様が生み出すフィット感&返りのよさが特徴で、つまり最初からスニーカーみたいに歩きやすい。現代の街履きにもモッテコイの傑作楽チンブーツってワケです!
豊かな風土に育まれた繊維の聖地 尾(ビ)州で学ぶいいモノ事典 美酒? 美醜? ビシュウ? そう、尾州です! 最近耳にすることが多くなってきているこの言葉。先月号のオンオフ特集のリサーチ中にも、たびたび出くわしました。確かにスーツなどでは頻繁に聞く気がするけど、それだけでもないような……。ちなみに尾州とは愛知県西部~岐阜県の一部を指す地名で、アパレル業界では彼の地の生地が重宝されてるみたい。ってことで、何やら気になる尾州をこのたび掘ってみた次第。尾州、かなり期待大!
尾州は{英・ハダースフィールド}{伊・ビエラ}と並ぶ 世界三大毛織産地のひとつである 尾州のスゴさを知らないのは日本人だけ。それが過言ではないほど、たとえば誰もが知るメゾンブランド(言えないのが残念!)も、じつは尾州生地を重宝しています。その背景となるのが豊かな水質と水量を誇る「木曽川」ですが、無論それだけではありません。後述しますが毛織物の各生産工程は専門性が高く、細かな分業が不可避。その各工程を担う工場が全て木曽川周辺に集合しているのが強みであり、世界屈指の品質に繋がっているんです。
カジュアルウェアが美しくなる? 尾州生地の魅力とは? 毛織物の世界三大産地のひとつである尾州は、カジュアルにも強いことは先述のとおり。そして、本誌お馴染みの人気ブランドでも尾州産生地は欠かせないのです。ここでは、尾州の魅力を作り手の視点から検証してみます。
デビュー20年!で、改めて考えてみた ボクらがBRIEFINGを好きな理由(ワケ) その硬派な佇まいを服飾業界のプロたちが絶賛してると思ったら、あれよあれよという間に人気が一般に浸透。誕生20年の今日では、すっかりビギン世代のライフスタイルになくてはならない存在となっているブリーフィング。でも一体なぜ無名(当時ね)ブランドの鞄が、こんなにも多くの人の心に響いたのか?それを多彩な角度から改めて検証しようというのが本企画の趣旨。いわば、ブリーフィングをずっと間近で見続けてきた本誌からの、20年目のエールです!
This month’s Begin Market
どこか宿る“山の匂い”と“温もり”の源を追った
デナリの足跡
「このボタン、ラクト(牛乳から作られる合成樹脂を原料としたボタン)なんですよ。だからロゴをレーザーで彫るとき、焦げたチーズみたいなニオイがするんです。」「これ、虫こないですよ。あ、そっちのジャケットも虫除けです。」
デナリと出会ったのは、ちょうど1年くらい前。アウトドア由来の機能的な素材やディテールに、街で着られるデザイン、と聞けば、最近よく耳にするフレーズ。それほど期待もせず、東京での展示会を訪れた。予想は見事に外れた。最新のハイテク素材を用いたスタイリッシュな服(主に黒)は、そこにはなかった。
コットンやウールといった天然素材に機能性を付加し、デザインもモダンというよりはトラッド。手掛ける田上さん(虫嫌い)と交わした会話も印象的だった。以来、街でも山でも“使える”ではなく、“調和する”服は、ビギンマーケットでも好評を博している。今回、その調和の源を確かめるため、デナリの本拠・奈良へ取材に赴いた。「アーバンアウトドア」とひとくくりにはできない心地よい体温が、そこにはあった。
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次号予告