おしゃれ識者たちが愛用する、バウハウスの遺伝子を今に受け継ぐプロダクトたち
【P】ersonal
オシャレ賢人たちのバウハウスな私物を拝見
スタイリストにプレス、ファッションの最前線で活躍するおしゃれ識者たちが愛用する、バウハウスの遺伝子を今に受け継ぐプロダクトたち。彼らが選んだそのワケと、バウハウス由来のデザインの魅力について聞いた。
「バウハウスの学生気分になれます」
―ジャーナル スタンダード プレス 久世直輝さん
ROWAC
ロワックのスツール
初代校長グロピウスが、校内の教室や工房用として採用したスツール。いわばバウハウスのスクールチェアだ。「バウハウスに詳しい先輩からの薦めで買いました。いわゆる直系のデザインではないですが、ゆかりあるインダストリアルなアイテムとして気に入っています」(久世さん)。
ブランドロゴもしっかり刻印
久世直輝さん
「シンプルさが部屋にぴったり」
―ビームス プレス 安武俊宏さん
Hailo
ハイロのダストボックス
無駄を削ぎ落とした、シンプルで機能的なバウハウスイズムを体現したダストボックス。「3年前に自宅をリノベーションした際、60Lサイズを手に入れました。今の居住空間に、ミニマルなデザインがしっくりハマっています」(安武さん)。1万2778円。(ウェボ オンライン ストア)
安武俊宏さん
「廃番と聞きつけ急いで入手!」
―スタイリスト 中島貴大さん
BRAUN
ブラウンのカリキュレーター「BNE001」
1987年にET66という品番で展開された計算機の復刻モデル。オリジナルはブラックのみの展開だった。「ラムスデザインのET23やMoMAにも所蔵されたET55直系の洗練された配色とフォルムが何よりの魅力ですね。再び廃番になるとの噂を聞いて、急いで手に入れました」(中島さん)
使わないときはケースに収納可能
中島貴大さん
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年11月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。