Polo Ralph Lauren×BEAMS PLUS ポロ ラルフ ローレン×ビームス プラス アニー・ホール チノトラウザーズ

カッコつけてないけどお洒落。そんな肩肘張らないスタイルのファッションアイコンといえば、「ウディ・アレン」この人じゃないでしょうか。奇遇にも、今季ビームス プラスが彼(の作品)をモチーフとする、モノ好き垂涎の逸品を作りました!

現代の空気感が加わったウディのユニフォーム
― 談・ビームス プラス ディレクター 溝端秀基さん

Polo Ralph Lauren×BEAMS PLUS ポロ ラルフ ローレン×ビームス プラス アニー・ホール チノトラウザーズ

正直に言えば、初めて観た『アニー・ホール』は、さほど面白いとは思いませんでした(笑)。これはたぶん、僕が観た最初のウディ・アレン映画で、確か二十歳くらいの学生のときだったんじゃないかなぁ。

映画をよく観るようになった中学生の頃にはもう洋服にも夢中で、初めて501を買って以来、アメリカものが好きなのは今も変わらないですね。

ビームス入社後も、アメカジに詳しい先輩たちが“観ておいたほうがいい映画”として『アニー・ホール』を挙げるんですけど、やっぱりウディの三枚目な雰囲気のよさはイマイチわかりませんでした。だって、ジェームズ・ボンドのほうが格好いいじゃないですか?(笑)。

でも、年を重ねるにつれて、監督であり役者でもあるウディの奥深さに気づいてくると、彼のこだわりみたいなものが見えてきて。服装にしても、この人はいつも同じような格好だけど、それが彼のユニフォームなんだろうな、と思えたんです。

「ウディ・アレン本人にできれば手渡したい(笑)」。

今回、2017年にデニムをオーダーして以来、ダブル アールエルに2回目の別注をお願いしたんですが、彼らに提案したアイデアのひとつが、「『アニー・ホール』でウディ・アレンが穿いていたようなチノパンを作りたい」。というものでした。

後から知ったんですが、じつはあの映画は実際に衣装を“ミスター”ラルフ・ローレンが監修していて、ウディは劇中でポロ ラルフ ローレンのチノを穿いていたそうなんです。それで、今回はミスターがデザインを手掛け、当時と同じ“ポロ”としてこのパンツができました。

僕もレーベルどうこうではなく彼らのチームをリスペクトしているので、一緒に企画できることが嬉しいし、実際の仕上がりも大満足です。

最近、ウディの面白い写真を見つけたんです。シャツにハットという格好で、たぶん映画の撮影中のワンシーンだと思うんですが、そのシャツが袖口は擦り切れているのに袖山にはしっかりプレスの跡があるんですよ。

洗いざらしをなんとなくそのまま着てるようでいて、じつはちゃ~んとアイロンを掛けてる。そこに彼の着こなしの真髄を感じました。

すごくオーセンティックで、形を少しだけ現代的にした、このチノパン。これを楽しんでくれる人たちの中に、もしウディ・アレン本人がいたとしたら……、こんなに嬉しいことはないんですけど(笑)。

ビームス プラス ディレクター 溝端秀基さん

ビームス プラス ディレクター
溝端秀基さん

1982年生まれ、大阪府出身。10代で古着に傾倒し、大学卒業後にビームスに入社。最近では夜な夜なサッカーゲームに興じつつ、日中は本業の司令塔として昼夜を問わず奔走する。

Polo Ralph Lauren×BEAMS PLUS ポロ ラルフ ローレン×ビームス プラス アニー・ホール チノトラウザーズ

Polo Ralph Lauren×BEAMS PLUS
[ポロ ラルフ ローレン×ビームス プラス]
アニー・ホール チノトラウザーズ

作中でウディ演じるアルビーよろしく、ジップフライ、2プリーツの正統なアイビースタイルを踏襲。肉厚なコットン100%のツイル生地を使い、製品洗いをかけている。全体的にワイドでも、やや裾がすぼまった形が現代的だ。3万4000円。(ビームス プラス 原宿)

アニー・ホール

『アニー・ホール』

NYを舞台に男女の出会いと別れを描いたロマンスコメディ。数々の賞を受賞した不朽の名作。DVD発売中。1419円。(20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン)
 
※表示価格は税抜き


[ビギン2019年11月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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