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シャツ&ニット
アウター以外のトップス類にも当然軍物はあり。そのなかで服好きからとくに根強い人気を誇るシャツ&ニットの名品にフィーチャー。

U.S.ネイビーのシャンブレーシャツはブルーボタンこそ()統だ!

U.S.ネイビーのシャンブレーシャツ
ワークのイメージが強いものの、実はミリタリーにも根を張るシャンブレー。とくに’40年代に米国海軍が採用していたシャツは服好きの間ではド定番。数々のブランドに元ネタとして使われています

で、この海軍仕様シャンブレーの最大の特徴はブルーボタンが使われていること。白ボタンが多いワークシャンブレーに比べて海を感じる佇まいがイイ! 

ちなみに当時はブルーボタンシャツが1着しか支給されず、2着目以降は各兵自ら用意する必要があったため、米国海軍の船上には白青両ボタンのシャツ姿が混在していたそう。
 

真のミリタリー好きは全身海色に萌えるはず♡

U.S.NAVY CHAMBRAY SHIRTS
1930年代誕生
U.S.NAVY CHAMBRAY SHIRTS

数ある軍物のなかでも服好きからの支持率はトップクラス! とくに1943年に採用されたM-1943は代表格だ。青色の尿素樹脂ボタンをはじめとする玄人好みな仕様を味わえる。

パイロット御用達のVネックセーターはもともと整備兵用

A-1 SWEATER
数ある軍用ニットのなかでも名品と謳われるのがこれ。もともとはアメリカ陸軍航空隊に所属し、航空機などを整備するメカニックのために開発されたものでしたが、タイトなフィット感がパイロットにも大ウケ。

中間着があまりなかった当時、彼らの定番アウター、A-1&A-2のインナーにドンピシャだったことから隔てなく愛されることになったとか。

また特徴的なVネックが、タイドアップした際に衿元をしっかり見せられることも、重宝される要因になったそう。規律を重んじる軍人のお墨付きも得た、まさに傑作でしょう。
 

タイドアップに効く中間着として活躍

A-1 SWEATER

1920年頃誕生
A-1 SWEATER

’26年から’44年頃まで米国陸軍航空隊に採用されていたウールニット。保温性はもとより吸汗性にも秀でていたことから、フライトジャケットを傷めにくく、パイロットにも愛されていた。

※表示価格は税抜き


[ビギン2019年10月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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