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人気ブランドの、意外に知られていない“語りドコロ”を掘り下げるビギンの連載企画。今回紹介するのは、米国の老舗アンダーウェアブランドの「ヘルスニット」。歴史と由緒あるブランドヒストリーを振り返ります。

労働者も、洒落者も。男の首元に3つボタンあり

米国テネシー州を拠点とするヘルスニット。その歴史は古く、創業は1900年という超老舗です。同社は綿花産業の集積地であるメンフィスに近く、良質な素材が入手できたこともあり、高品質な下着メーカーとして瞬く間に成長。1930年代には月産100万枚を誇る設備を持つまでになり、世界のアンダーウェアの中心地と呼ばれるほどでした。

そんななか当時のワーカーたちがこぞって愛用したのが同社のアイコンとなる3つボタンヘンリーネック。4本針フラットシーマという特殊ミシンで縫製されたボディは肌当たりがよく、太めの首のリブは簡単にはよれません。

3つの猫目ボタンは付け糸の摩耗を防ぐ役割も。その快適性とタフさがうけ、デニムやダンガリーシャツと並び、働く男の代表的なユニフォームとして普及しました。じつは3つボタンヘンリーネックの生みの親という説もある同社。創業から変わらず受け継がれるお馴染みの意匠は、首元のニュアンス付けやお洒落レイヤードの代表格として今日も親しまれ、またこだわりの製法は追随する他社製と一線を画すクオリティを見せつけます。

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ヘルスニットの起源を探るアーカイブ

’40年代の希少モノで、よりタイトなシルエットながら特徴的なヘンリーネックの意匠は今と変わらず。箱やパックTのポップなパッケージもアメカジ好きにはたまりません。

1940~’50年代の広告ビジュアル。男の定番下着として世界中で愛されていました。

ヘンリーネックTシャツにつづく、現在の新定番

デイリーに着たいアメリカ製の2枚入りパックTシャツ

今や希少なものとなってしまったUSA製のパックTですが、ヘルスニットはいまなおUSA生産を貫いています。柔らかなコットンボディは丸胴仕様で抜群の着心地。ネックにはタコバインダーを配することで、ヨレや伸びを最小限に抑えてくれるんです。タグはプリントで施され、しなやかなタッチを邪魔することもありません。

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気分に合わせて色選びできる3足セット

クラシックな雰囲気を放つラインソックス。スポーティな印象があるデザインですが、カジュアルスタイル全般にハマる優れものなんです。デニムやチノーズなどの裾からのチラ見せにも効くし、ショーツとの相性も抜群。全体的にざっくり編みの程いいフィット感と、部分的に編み方をかえることにより快適な履き心地です。

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