左から:キャサリン ハムネット ロンドンのストレートチップ、同ローファー、同スリッポン。各1万9000円。(問)キャサリン ハムネット ロンドン 渋谷ファイヤー通り店 TEL.03-6416-1621

ド定番の英国顔なのに、スニーカーからシフトしやすい!

クールビズやスニーカー通勤が奨励されている昨今ですが、きっちり真面目に見せたいときは、やっぱり革靴。とはいえ、軽くてクッション性もあるスニーカーに慣れてしまった足にとって、クラシックな革靴はちと辛い……。スニーカーのような履き心地で、見た目はクラシックな革靴がないものかと探していたら、キャサリン ハムネット ロンドンにそんな理想のシューズがあったのです。

世界で活躍する一流デザイナーを数多く輩出している英国の名門校、セント・マーチンズを卒業し、1979年に自身の名を冠したブランドを設立したキャサリン・ハムネット。英国の伝統的なスタイルを踏襲しながらも、アバンギャルドなテイストを加えたデザインで、世界的な知名度を誇るようになりました。今回は“ヴィンテージクラシック”というテーマを掲げたシューズコレクションに着目。

ベースとなるのは英国発祥の伝統的なドレスシューズ。ローファー、ストレートチップ、スリッポンの3種を、それぞれスマートな形状にデザイン。柔らかくなめされたバングラディッシュ産の牛革をアッパーに採用し、日本人の足型に合わせた独自のラスト(=木型)を採用。屈曲性に優れたボロネーゼ製法とカップインソールの組み合わせによって、かつてない軽さと柔らかさを実現。スニーカーに慣れてしまった人でも、違和感なくシフトできるのです。

革靴にスニーカーソールを取り付けたデザインは、これまでも数多くありましたが、ここまでクラシックな見た目を死守しながら、スニーカーのような履き心地を実現させたシューズはそうそうお目にかかれないはず。しかも、革靴の伝統的な素材と手法を組み合わせている点も、キャサリン流の伝統と革新の融合と言えるでしょう。それでは、このネオクラシックな新作シューズに欠かせない、3つのスゴ技を詳しくご紹介していきます。

キャサリン ハムネット ロンドンのローファー1万9000円、同ジャケット2万5000円、同カットソー8000円、同パンツ2万円。以上(問)キャサリン ハムネット ロンドン 渋谷ファイヤー通り店 TEL03-6416-1621 その他はスタイリスト私物。

リネン素材のクロップトパンツと同色のジャケットを組み合わせた、セットアップ風の着こなし。この時季らしい軽快さと上品さを生み出しているのが、足元のネイビーローファーだ。トウに向かって薄くなるノーズが程よくエレガント。また、サドル両端にあるビーフロールをクロス状の編み込みでアレンジしている。

スゴ技【1】
日本人の足型に合わせた内ブリのラスト

どんなにいい靴であろうとも、自分の足にフィットしなければ、所詮は絵に描いた餅。今回のシューズを手掛けているのは、半世紀以上もの歴史を誇るクラウン製靴。日本人男性の足型を長年研究してきた職人が、スマートな英国靴のフォルムを意識しながらラスト製作を担当。つま先と甲が中心線よりもやや内側に寄った日本人特有の足型に沿って、内ブリのラストにしているのです。これにより高いフィット感が得られ、さらに歩行時の安定性も高まるのです。

スゴ技【2】
カップインソールとボロネーゼ製法でスニーカー並みにラクチン!

スニーカーのようなクッション性を実現するため、取り外し可能な高機能カップインソールを特注。加水分解しにくく、優れた耐久性を誇る“オルエモ”と呼ばれるもので、レザー部分には消臭・抗菌・防カビ効果を備えた人工皮革“オーダレス®️”を組み合わせています。さらに、袋状のアッパーをマッケイ縫いするボロネーゼ製法を採用し、包み込まれるような履き心地と抜群の屈曲性を獲得。外見はクラシックですが、中身はモダンにアップデートされているのです。

革靴らしからぬクッション性を実現するのが、こちらのカップインソール。この時季の大敵である悪臭を防いでくれる。最も負荷がかかる踵部分と土踏まず部分には厚みをもたせ、スマートなフォルムを邪魔しないように、つま先はかなり薄く仕上げている。歩行時の足の動きに沿って、シューズが屈曲するのがボロネーゼ製法の最大の魅力。柔らかいだけでなく、歩行時の安定性も高まるのだ。

スゴ技【3】
歩きやすさにこだわった素材とディテール

靴の産地として、現在注目が集まっているバングラデシュ。クラウン製靴の技術者たちが現地へ赴き技術指導を行い、生産が行われています。アッパーには当地でなめされた、きめ細やかな牛革を採用。一見、レザーソールのように見えますが、じつは滑り止め防止加工が施されたラバーソールなのです。また、ソール側面をあえて茶色にすることで、程よいカジュアル感を演出。コバのせり出しをギリギリまで削り込み、ネオクラシックな表情に仕上げてます。

エイジングも楽しめるベジタブルタンニンレザーを採用。パッと見、レザーソールに見えるがじつは履き心地を考えたラバーソールだ。ギリギリまで追い込んだコバが、よりドレッシーさをアップさせている。

 

~よりビジネスライクならストレートチップ~

キャサリン ハムネット ロンドンのストレートチップ1万9000円、同スーツ4万7000円、同シャツ1万2000円、同タイ8000円。以上(問)キャサリン ハムネット ロンドン 渋谷ファイヤー通り店 TEL03-6416-1621 その他はスタイリスト私物。

ビジネスシーンはもちろん、冠婚葬祭まで通用するのが、内羽根式ストレートチップ。最も伝統的かつ英国的なデザインを、キャサリン流にアレンジ。すっきりと細身にデザインし、切り替え部分に飾りステッチとパーフォーレーションを追加している。グレーのストライプスーツとの相性は言わずもがな。

 

~よりカジュアルライクならメッシュスリッポン~

キャサリン ハムネット ロンドンのスリッポン1万9000円、同シャツ1万4000円、同カットソー6500円、同ショーツ1万3000円、同時計1万9000円。以上(問)キャサリン ハムネット ロンドン 渋谷ファイヤー通り店 TEL03-6416-1621 その他はスタイリスト私物。

今回の新作の中で、最もカジュアル向きなのがこちらのスリッポン。開衿シャツとショーツという旬の着こなしに、さりげない上品さを加えてくれます。アッパーはバングラデシュ産のヤギ革を編み込んだもので、涼しげな表情を演出する。長時間履いていても疲れにくいので、リゾートでも活躍しそう。

(問)キャサリン ハムネット ロンドン https://www.crown-shoe.co.jp/brand/katharine-hamnett-london.html

 

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写真/植野 淳 文/川瀬拓郎 スタイリング/宮崎 司 ヘアメイク/sachi

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