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お値打ちモノグラム 19年6月号 クラークスTOP

作り手の熱い思いが詰まることで生まれた、価格以上の価値があるいいもの、つまり「お値打ちモノ」。ここでは編集部が足と口コミで見つけてきた「お値打ちモノ」の数々をシェアします!
 

Clarks クラークスのトライコーヴクロス、トライコーヴサン

クラークス
トライコーヴクロス、トライコーヴサン

足の自然な形と屈曲性にならった設計のトライジェニックコレクションより。とくにアウトソールをいくつかのパートに分けたことで、疲れにくい歩行周期へと補正。クロスベルトタイプとスポサンのようなストラップタイプを展開。左/1万6000円。右/1万7000円。
 

ビギン編集部のカネコ

これはもはや世界一快適なサンダルと呼びたい。呼びたいぞォォ!

アッパーに覆われない解放感から夏場はサンダルという方も多いでしょうが、反面、歩数を重ねると意外と疲れやすいことに気がつくはず。

それもそのはずで、靴自体に一定の剛性がない、例えばフニャフニャな上履きが疲れやすいのと理屈は同じ。革靴のソール内にシャンクと呼ばれる硬いパーツが補われるのもそのためです。

しかしクラークスはまったく別の手法でこの問題を解決しました。サンダルならではの解放感と屈曲のよさはそのまま、アウトソール部に複雑怪奇なスリット(溝状の切れ込み)を設けたことがポイント。

シャンクなしでも踵から母趾方向への理想的な体重移動を誘導します。しばしばランシューで見られる仕様ですが、それより遥かに高度で複雑。不必要な横ブレによる過負荷も予防し、もちろんクッション性もあり、と。

1883年に掲げた“ハイジェニック(足の健康)”というコンセプトを最新の生体力学で洗い直した、真に快適なサンダルの完成です!
 

♯反発性のあるクッション

反発性のあるクッション

インソールでも快適を追求しクッションタイプを採用。ヒール部を中心にしっかり衝撃吸収しつつ、適度に反発して歩行をアシスト。

♯アウトソールがキモ!

Clarks クラークスのトライコーヴクロス、トライコーヴサンはアウトソールがキモ

複雑なスリットにより歩行時にアウトソールが屈曲するのがポイント。かかと側のS字の切れ込みは着地時の負荷を軽減し、前足部の切れ込みは外足側~親指方向への自然な体重移動を促す。つまりはスリットのおかげで負担の少ない歩き方へと半強制的に矯正される。

♯シックなブラックも使い勝手よさそう

Clarks クラークス トライコーヴクロス、トライコーヴサンのブラック

クラークスらしさで選ぶならページ上のタンカラーかもしれないが、素足に履くサンダルということを考えればオールブラックのソリッドさも魅力的。各1万7000円。
 

♯屈曲ポイント ♯クッション性 ♯アウトソール

(問)クラークスジャパン
☎ 03-5411-3055
http://www.clarks.co.jp
 

※表示価格は税抜き


[ビギン2019年6月号の記事を再構成]写真/上野 敦(プルミエジュアン) 文/礒村真介

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