インナーダウンが定番化したからアウターたるもの……重厚じゃなくてOK!!

アウターたるもの……重厚じゃなくてOK!!

冬アウターって、いい値段する割に短い期間しか着られないし、なかなか購入に踏み切れない……そうお悩みの方に、春前提コートをオススメします。

インナーダウン、ないしライトダウンが市民権を得て、高機能かつお洒落なそれがたくさん出回っている昨今、これらを活用すれば、アウターは春コートくらい薄くても全然イケる!

薄手のコートは重厚な冬アウターに比べると大抵価格も控えめですから、インナーダウンを一緒に買っても、重厚なアウター1着分とそう変わらない出費に抑えることもできます。かつ、それぞれを単体着用することもでき、結果3シーズンにわたって活用可能!!となれば、そのお得を疑う余地はありませんよね?

なお、お洒落に着こなすには、コート&ダウンの色相性を考えるのも重要です。下のコーデでは、漆黒のコートにイエローの華やかなダウンを挟み、メリハリの利いたスタイルを構築。この2着だけでも品のよさとスポーティさを併せ持つ上級スタイルが完成!!

と、簡単にレイヤード上手になれちゃうのも、「薄手コート&インナーダウン」作戦の醍醐味♡なのよね。
 

RANDT/アールアンドティーのスタジオコート

RANDT/アールアンドティーのスタジオコート

エンジニアド ガーメンツの鈴木大器氏が手掛けるNY発のカジュアルブランドより、ラペル付きにしてスポーティな趣のナイロンコート。ラフに羽織るのがサマになる、表情豊かな一着だ。4万5000円。(アールアンドティー)

さすが!! デザイナー鈴木大器氏の“サジ加減”作り込みがうますぎる!

素材感もシワ感もニュアンスが抜群!

素材感もシワ感もニュアンスが抜群!

素材はフライトジャケットのそれを思わせる、ヌメるような艶感のナイロンサテン。程よい厚みとコシを備える生地のステッチ周りにはパッカリングが表れ、生地の艶が生む陰影と相まって、ニュアンス抜群の表情に。作り込みのうまさに、らしさが光る。
 

インナーダウンは“コレ”

MOUNTAIN HARDWEAR/マウンテン ハードウェアのストレッチダウンDS ジャケット

MOUNTAIN HARDWEAR/マウンテン ハードウェアのストレッチダウンDS ジャケット

伸縮素材の楽チン♪な一着。ダウンは撥水処理を施した、800FPの良質なそれを使用。縫製ではなく圧着で、細かくずらしながらバッフルを形作ることで、冷気の侵入するコールドスポットを低減。保温効果を高めている。3万6000円。(コロンビアスポーツウェアジャパン)
 

冬は、インナーダウンをIN

冬は、インナーダウンをIN

ブラックと華やかなイエローのハイコントラストが、お洒落のツボ。シンプルにして存在感満点。マンシングウェアのタートルネックニット2万8000円(マンシング クラブハウス銀座) グラミチ×ジャーナル スタンダードのパンツ1万2800円、NPSのシューズ2万6000円(以上、ジャーナル スタンダード 表参道)
 


 

春は、TシャツにON

春は、TシャツにON

白ロンTと合わせれば軽やかな春仕様に! ソルト サーフのカットソー1万円(ハンドイントゥリーショールーム) スリードッツのパンツ2万2000円(スリードッツ青山店)アークテリクスのポーチ4500円(アークテリクスコールセンター/アメアスポーツ ジャパン) アディダス オリジナルス フォー ビューティ&ユースの靴1万4000円(ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 渋谷公園通り店)
 

アールアンドティーのロゴ
アールアンドティーのロゴ

 

※表示価格は税抜き


[ビギン2019年1月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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