特集・連載
もう試した? ニューヨーカーが行列をなす、ブルックリンの地ビール
BORN IN U.S.A CATALOG 2018 アイビーファッションにアウトドアギア、ミッドセンチュリー家具、etc.アメリカを代表するアイテムに今季異変が!? 本特集で扱うのは、今一番ワクワクする“老舗の新鮮”。今まで見てきたのとなんか違う、そんなフレッシュなアメリカものをお届けします! この記事は特集・連載「BORN IN U.S.A CATALOG 2018」#19です。
米国のクラフトビールブームを牽引した、ブルックリンの地ビール
19世紀末には約50ものブルワリーがあったブルックリン。20世紀に衰退したわけですが、1988年、「伝統的な手法による本物の味を蘇らせたい」と発起したのが新聞記者のS・ヒンディと銀行員のT・ポッター。
当時2人は高価なモルトを使用し、醸造に通常の2倍もの時間をかける19世紀の製法に磨きをかけ「ブルックリン ラガー」を開発。
ニューヨークにあるブルックリン・ブルワリー
ホップの香り際立つラガーは瞬く間に広まり、クラフトビールブームのパイオニアに。今もブルワリー開放デーには行列ができるほど人気のブルックリンの地ビール、実は日本でも買えるので、ビール党は是非!
ブルックリンラガー 瓶
琥珀色で麦芽の苦みとホップの華やかな香りが際立ち、フィニッシュにはカラメル麦芽の風味も。味わい深く、爽やかかつ滑らかな口当たりが特徴。330ml。実勢価格360円前後(キリンビールお客様相談室)
個性豊かなメンバーで、新しいオールドスタイルを作り出してるんだ
創業者
スティーブ・ヒンディさん
ブリューマスター
ギャレット・オリバーさん
もとは自宅でビール製造を始めたヒンディ氏と、ビールの歴史と醸造の豊富な知識を持つオリバー氏。ブルックリンらしく社員の国籍は23か国、シェフやミュージシャン、科学者も在籍している。
ブルックリン・ブルワリーの工場
※表示価格は税抜き
[ビギン2018年11月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。