特集・連載
フワ〜っと知ってる’70s〜’90sに流行したレジェンドブランドをジワ〜っと解説
どこよりも真面目なサーフ&スケートファッション学 「どうしてワーク&ミリタリーは定番でサーフ&スケートはそうじゃないの?」「波乗りやオーリーができないと着ちゃいけない感じ、なんなの?」「ヴァンズだけはスケートアイテムで取り入れてもよし!な窮屈な流れ、変えられないの?」「黒ビカリでムッキムキじゃないとダメ!みたいな雰囲気ムンムンだよね。」サーフ&スケートにまつわるエトセトラ。そんなトライしたいけど躊躇しちゃう、“モヤッと気分”を一発で吹き飛ばす。日常に生きるヨコノリ(サーフ&スケートの総称)名品を厳選買い説します! この記事は特集・連載「どこよりも真面目なサーフ&スケートファッション学」#08です。
黄金時代をリアルに通った人には懐かしい~&なんとなく知ってる人は必見♪の永世定番かつ旬なヨコノリブランドをじっくり語ります。(“ヨコノリ”…サーフ&スケートの総称)
since:1971(ハワイ州)
T&C Surf Designs/ティーアンドシーサーフデザインズ
人気の’70sアーカイブであるロングスリーブ&ポケTを現代に落とし込んだ一着。9800円。(エフエムワイ インターナショナル)
ハワイ屈指の大手サーフボードレーベル
シェイパーのクレイグ・スギハラが立ち上げたハワイのサーフボードレーベルは、各年代でサーフィンブームを支えてきたトップランカーたちが多数在籍。“改めて見直されてきた”という言葉が最もハマるブランドだ。お馴染みの陰&陽マークは今見ても洒脱だ。
since:1971(ハワイ州)
Lightning Bolt/ライトニングボルト
目印の稲妻マークをフィンの中に落とし込んだアートは、アーティストのカザマ・ナオミが描き下ろしたコラボ作。6300円。(デルタ)
’70sサーフカルチャーを物語る必須ブランド
サーフィン界の生ける伝説、ジェリー・ロペスと彼の仲間が作ったブランド。サーフボードに描かれた稲妻マークは、サーファーの憧れだった。ウェアの展開がスタートすると、そのロゴは誰もが羨むステイタスに。以降クラシックサーフブランドの象徴となる。
since:1972(アメリカ)
Sex Wax/セックスワックス
セックスワックスのロゴをバックにあしらった、昔からず~っと作り続けているロングスリーブT。4200円。(マニューバーライン)
永遠のサーファーズスタンダードワックス
世界初のサーフボード用滑り止めワックスを生んだ、セックスワックスが設立されたのは約50年前。以降、老舗アメカジブランドも顔負けの変わらないスタイルで製品作りが行われている。しかも今なお変わらずトップシェアってところにまたグッときてしまう。
since:1976(アメリカ)
Dog Town/ドッグタウン
シグネチャーデザインを多数所有するなか、特にクラシックで価値のあるショーゴ・クボの復刻T! 3900円。(ジャイアントベイビー)
ハードコアスケートの世界を築いた老舗
伝説のスケートチームZ-BOYSを生んだ聖地、ベニスビーチで誕生したブランド。創設者のジム・ミューアはハードコアバンドの元祖、スイサイダル・テンデンシーズのボーカル、マイク・ミューアの実兄。唯一の日本人ライダー、ショーゴ・クボが所属した。
since:1989(アメリカ)
Bronze Age/ブロンズエイジ
ブランド初期のアーカイブを完全復刻。ラスタカラーのフィッシュロゴは大人になった今、あえて着たい一着。4600円。(ストックルーム)
ド渋なアンダーグラウンドブランド
Z-BOYSのメンバーだったレイ・フローレンスが設立し、同メンバーのジェイ・アダムスも関与したブランド。日本では’90年代前半にチーマーを中心に一世を風靡した。そんなオールドスクールなブランドが近年復活し、コアなファンを中心に人気が再燃。
since:1993(アメリカ)
Zoo York/ズーヨーク
’90sファッションが再注目される昨今で、間違いなくその雰囲気を醸し出せる一枚。6800円。(エフエムワイ インターナショナル)
東海岸屈指のスケーターブランド
カリフォルニアのカルチャーだったスケートボードを、ニューヨークにも定着させた名門。ニューヨークに住む3人のスケーターが、スケートボードとTシャツという、シンプルなラインナップでブランドをスタートさせると即話題に。NYスタイルを確立した。
※表示価格は税抜き
[ビギン2018年10月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。