孫の代まで引き継ぎたい[100万円の腕時計]

【エルメス】100万円縛りで狙う最高のドレス時計「ケープコッド」の実力とは?

憧れであるフランスの老舗メゾン、エルメスは時計の作り手としても超一流の存在です。中でもビギン本誌イチオシは「ケープコッド」。角形のドレス時計ながら、優美な丸みも併せ持つためか、いろんなスタイルにコーデしやすいのがイイんですよね。過剰にギラつかず、造形や仕上げの美しさといった「本質」で勝負しているところも、オトナな感じ♡ 予算100万円で価値ある時計を入手するなら、選択肢に入れずにいられない傑作です。

エルメス ケープコッド

時計の表裏
イメージソースはあの傑作ブレスです!

超のつくラグジュアリーメゾンには、優れた時計の作り手が多いものです。エルメスはその代表格。腕時計作りの歴史も古く、1912年には3代目エミール・エルメスが娘のため、懐中時計にレザーストラップをつけたモデルをすでに製作していたそう。

1928年からは本格的に時計製造に乗り出し、名だたるウォッチメーカーと組んで続々名品を発表。1978年にはスイス時計産業の中心地ビエンヌに時計専門会社を設立しています。

現在では名門ムーブメントメーカー、ヴォーシェ社と連携し、自社で時計製造の全工程を一貫して行える体制を整備。複雑機構に加え、ボタンを押すと針が瞬時に12時位置で重なって“時を止める”機構のように、時間を詩的に表現することにも長け、時計愛好家からも一目置かれる存在です。

ご覧の「ケープコッド」は、1991年から続くロングセラーの自動巻き版。四隅をカーブさせた長方形フレームに正方形の文字盤をセットしたスタイルは、メゾンの傑作チェーンブレスレット、「シェーヌ・ダンクル」がイメージソース。

エルメス ケープコッド
エルメスの時計98万6700円、カレ8万8000円、ブレスレット(上)14万6300円、紐ブレスレット(下)15万6200円、リング8万300円(以上、エルメスジャポン)

船の碇のチェーンから想を得たデザインが巧みに組み込まれ、シンプルながら、手首をさりげなく小粋に彩る絶妙な塩梅です。まさにエスプリが効いた1本なわけですね。随所の質感も極めて高く、とくにレザーストラップの美しさはさすがエルメス。

時計専業ブランドばかりに目が行き、ここの時計はノーマークだった人もいるかもしれませんが、非凡なセンスをアピールしたいのなら、ぜひ実機のチェックをおすすめいたします!

ベルトまでエルメスクオリティ!

エルメス ケープコッド

HERMÈS[エルメス]
ケープコッド

長方形の中に正方形を収めた独創的なスタイルは、デザイナーとして長年エルメスを支えたアンリ・ドリニー氏が、シェーヌ・ダンクルのアイコニックなコマを再解釈し、1991年に生み出したもの。以来、メゾンの繊細なエレガンスを象徴する時計として男女問わず愛され、1998年にはマルタン・マルジェラ氏が、2重巻きのストラップをつけたモデルを考案し、大ヒットに導いたことでも有名だ。3気圧日常生活防水。50時間パワーリザーブ。自動巻き。41 × 33mm。SSケース。アリゲーターストラップ。98万6700円(エルメスジャポン)

マニュファクチュールムーブメント搭載

マニュファクチュールムーブメント搭載
シースルーバックからは、名門ヴォーシェ社と共同開発した自社製自動巻きムーブメント、Cal.H1912を鑑賞できる。ローターにはエルメスのHがあしらわれ、仕上げも実に美しい。なおストラップはインターチェンジャブルシステムを搭載しており、簡単に別売りストラップと交換可能だ。

エルメス ケープコッド

facebook facebook WEAR_ロゴ